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ディスクシステムって…
ファミコンが発売されて数年後、同じ任天堂から「ディスクシステム」が登場しました。これはロムカセットの代わりにディスクカードと呼ばれるものを使うもので、当時のカセットの約3倍の容量を持ち、書き換えができるうえ書き換えの料金も500円と、当時約4000~5000円ほどしていたゲームソフトに比べて非常に安いものでした。 A面とB面があり最大で2種類のゲームを詰め込めるのも大きなメリットでしたが、86年の発売から2~3年ですぐ下火となり、発売から6~7年ほどで店頭からディスクライターは消滅し、さらにその約10年後には任天堂での書き換えサービスまでもが終了してしまいました。タイトルもファミコンの約15%にとどまっています。 ディスクシステム衰退の一因としてメガロムの登場があげられますが、それでもゲームの書き換えのしやすさや書き換えのリーズナブルさは魅力的ですし、ディスクの大容量化も不可能ではなかっただろうと思います。 これほどまでの特徴を持ちながらディスクシステムが思ったほど長続きしなかったのはなぜでしょうか?そして、今ゲームを書き換えられるマシンが出てこないのはなぜでしょうか?大容量メモリーカードが安くなればできそうだとは思いますが…
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「ディスクシステムが思ったほど長続きしなかった」という点について。ディスクシステムをよく利用した者の勝手な推測ですが、読み込み速度の遅さが不評だったと思います。 当時の主流だったROMは、読み込みにストレスがさほどありませんでした。でも、ディスクシステムの場合はかなり待たされていらいらした記憶が強くあります。次第にユーザが離れていった一因だと思います。 余談ですが、任天堂純正のディスクシステム対応ソフトでは、読み込み時間が明らかに短く、サードパーティにはそこらへんの効率をよくするツボを教えてないのだろうな、と思っておりました。この推測が正しいとすれば、任天堂の戦略的失敗だと思います。
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- santama
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ちょっと趣旨にはそれてるかもしれませんが、任天堂の次世代ハードは、ネットから、これまでの任天堂ハードで出たゲームをダウンロードして遊べるみたいですね。
お礼
ありがとうございました。 ぜひプレイしてみたいですね。
- nobchan
- ベストアンサー率23% (121/519)
#2,4です。 #1さんがおっしゃっているように、楽器店で売っていたローランドのシンセサイザー(キーボード)用のフロッピーディスクが、ディスクシステムのフロッピーと(ほぼ)同じ規格でした。クイックディスクという規格です。 http://osaka.cool.ne.jp/k1/diskcard.html コピーソフトまであるわけですから、だんだん買う人がいなくなるのが衰退の一因と。
お礼
なんだか不正コピーとCCCDの関係に似ていなくもない気がしますが… ありがとうございました。
- lesson
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任天堂はゲームの権益料を守りたかったのか、独自の規格にこだわりすぎたようにも見えます。 家庭用ゲームではPCエンジンが初めてCDドライブを導入しましたが、任天堂のゲームはN64でもディスクドライブがあったことすら知らないユーザーが多いでしょう。 もともとスーパーファミコンでもCDドライブでディスクシステムをS社と共同で開発を続けていましたが、「ソフトが発売されても自社とS社のCD以外には互換性を持たせない」と豪語した後、そのS社と喧嘩別れしてスーファミ用ディスクシステムは開発中止。 その後更にS社が独自に開発を続けて完成したのが「プレ○ステーション」です。 このプ○ステ登場で、スーファミ時代はロイヤリティの高額さから1本1万円もした任天堂はユーザー、ソフトハウスにかなり逃げられました。 互換性のないもので独占市場を狙いながら、外からの参入者を必要以上に拒んでソフトの開発も自社では積極的にしないのでは失敗しても自業自得かと…。
お礼
ありがとうございました。 互換性は大切ですよね。でも互換性にこだわりすぎてユーザーから逃げられたケースもありますが…(パナソニックのDCCやビクターのVHS-Cなど)
- chikusuke
- ベストアンサー率14% (132/886)
>メガロムの登場 まず、そうでしょうね。 ついでにセーブデータをカセットに記録できるようになったことだと思います。 ドラクエで復活の呪文を一々書き込むのは面倒でしたからね。(IIまでは) ゼルダをプレイしたとき、その点は感動しました。(当時は) あと、ディスクシステムがくっついてるとカセットのゲームをプレイするとき 上の部分をその都度外すのも面倒ですね。 ゲームの書き換えといえば、「TAKERU」を思い出しますねぇ~。 (正確には書き換えじゃないけど)
お礼
回答ありがとうございました。 ファミコンデビューが1990年と遅めで、ゲームはすべてROMでした。ディスクシステムもしたかったところですが、ディスクシステム以上のROMカセットが出ては仕方ないかもしれませんね。
- nobchan
- ベストアンサー率23% (121/519)
あぁ~ Rolandのフロッピーだったなあ。懐かしい・・・すみません。回答じゃないです。 でも、回答かも(笑)
お礼
一応ありがとうございました。 フロッピーディスクに近い感じのディスクだったように思えますが、それとかかわりがあるのでしょうか???
- nobchan
- ベストアンサー率23% (121/519)
書き換えというシステムから発生する利益が、ソフト開発メーカーにとって魅力がなかったのかもしれません。 下火になった直接の原因ではないかもしれませんが、 読み込みが遅いというのが受けなかった理由の一つかもしれませんね。今だったらどうなんでしょう。 CDもDVDも読み込んでいるという点では、ディスクシステムの発展系なのかもしれませんが、書き換えはできないですね。
お礼
利益問題と読み込み速度の遅さですか…ディスクシステムの容量は約128KBと、当時のROMの3倍でした。ということは当時ROMは約40KBでしたので、容量を考えると読み込み時間の長さはしょうがないものだったみたいですね。 ありがとうございました。
- chimi_yamada
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ディスクシステムってクイックディスクに簡単にコピーできたからではないかと。 コピー用ソフトもあったし、ディスクはシンセサイザーを扱っている店にも売ってたし。
お礼
不正コピーに悩むのはいつの時代も変わりないようですね。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。 CMでは30秒から1分ぐらいで書き換えができると豪語していましたが、読み込み速度は書き込み速度より速いメディアが多いだけに、読み込みで数十秒かかってもユーザーには不満だったのでしょうか…