まだ、こちらに参加して一ヶ月程度なので、幸いというかそういう質問には出会っていないのですが・・。
削除されてもいない、ということは、違法なことであったり問題のある発言であったりするわけではないのでしょう。もし何か問題があるならば、質問者さんも運営スタッフに連絡して削除依頼できるわけですから。
となると、問題があるわけではないけれど、その内容が実に不快である、というものがあるということなのでしょうね。
難しいですね。それは、「不快な質問をする人に何らかの措置がとれない」というようなことだけでなく、「何が不快かということは人によってそれぞれ異なる」ということもあるからです。例えば、非常に不愉快な内容の質問だけれど、しかしその質問と回答はある種の人にとって有益な場合もあるでしょう。ここは掲示板やチャットルームのようにコミュニケーションをとることが目的ではなく、多くの人間が共同で有益な情報のデータベースを構築していくことが目的です。ですから不快ではあっても無益ではないものを、不快であるという理由でオミットすることが正しいか?ということも考えないといけません。
また、質問そのものは別に問題ないものでも、書き方やその態度によって相手に不快感を与えるような場合もありますね。これはその人のコミュニケーション能力の問題と切り捨てることもできますが、しかし実はそれは「自分にとって」そいう感じているだけなのかもしれません。他の人は不快に思っていない可能性もあるわけです。
更には、自分も誰かに不快感を与えるようなことを書いている可能性だってあるわけです。
例えばですが、この質問そのものは別に誰かに不快な思いをさせることなどないと思います。が、例えば最後に、質問者さんが出会った不快な質問のURLがつけられていたとしたら? おそらく「なんて不快な質問だ」と感じる人はかなりいたはずですよね。両者の違いは、URLがあるかどうかだけ。それは、書き手がそこに思い至るか否か、ほんのちょっとしたことで変わってくる部分だろうと思います。
自分も、そうした「ほんのちょっとした心配りを忘れたために他人に不快感を与える」ということをしているかも知れません。おそらくしているはずです。そう考えると、そうした「表現の仕方によって不快感を与えてしまう」ものについては、ある程度寛容にならざるを得ません。誰しもちょっとした不注意でそうしたことを書いてしまう可能性をもっているからです。少なくとも「自分は絶対そんなことはない」とうぬぼれることだけはないよう戒めています。
もちろん、最初から悪意ある質問をする人もいることでしょう。が、#2の方もおっしゃっているように、そうしたものが強制的に削除されることがないのは、ここがよくも悪くも健全に機能している証拠でもあります。この社会には不快な人間や犯罪者もいますが、そうした人間をすべて排除しすべての人間が統制された社会がいい社会というわけでもない、それと同じことなのでしょう。
お礼
納得のいくお答えだと思いました。 ご丁寧にお答えくださって本当に感謝しております。