使いやすさでは圧倒的にミノルタじゃないですかね。個人的趣味ですが。
あと、ニコンとキャノンもファンが多いですね。
問題は(3)(4)(5)です。
これらについて、それぞれどの程度のものをお求めでしょうか?
まず(3)について、現在の技術では『夜景は三脚がないと無理』というのが常識となっており、これは銀塩でもデジカメでも変わりません。
カメラってのは、基本的には暗い場所での撮影は苦手なのです。
パナソニックの高級機なんかだとレンズが明るいものもあるようですが、これも比較論でしかありません。
(4)はこれ、練習しないと無理です(^_^;
一応俺のカメラにも動態予測機能はついてますが、これもピントあわせ時のオマケ機能みたいなもんで、ろくすっぽ働きやしません。
動いてるものを撮影するには流し撮りの練習をするしかなく、機械で補うすべは現在はまだありません。
(5)については、画素に関してはだいたい落ち着いてきた感があり、ほぼ全てのデジカメでL判プリントサイズの写真が綺麗に撮れる画素数は実現されています。
しかし、色合いや歪みの問題については、まだまだ各社が予算と相談しながら折り合いをつけている状態ですので、「良い絵が欲しけりゃ金を出せ」の世界です。
それを踏まえますと、ファインピックスF10は、画素的には素人にはもったいないくらいの高解像度ですが、微妙な色合いを不得意とする面は過去のデジカメと全く同様です。
レンズの明るさ自体はF2.8と標準的ですが、レンズの直径自体が小さいので、暗所性能については他のデジカメと似たり寄ったりでしょう。手ブレもありませんし。
よって、F10は良い意味でも悪い意味でも「標準をクリアしてる程度」といえ、もし俺だったら「4万はたけぇなぁ」と思います。
同じファインピクスでいうと E510 とか、キャメディアのC-7xxシリーズなんかの方がいいかもしれません。