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マフラー(首に巻く)の歴史を知りたい!

授業でマフラーについて調べているのですが、いくらネットで検索しても情報が出てきません。 マフラーがいつ頃から作られるようになったのか、どんな分類でマフラーと言うのか、などマフラーに関するコトが詳しくわかる方、教えてください。 日本に伝わった歴史、世界のどこで初めて作られたかなど歴史も教えていただけると嬉しいです。 詳しくわかるホームページなどがあるようでしたらURLも教えていただけると助かります。 よろしくお願いいたします。

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  • ベストアンサー
  • pangnya
  • ベストアンサー率36% (109/296)
回答No.1

一応ネットでも調べたのですが、マフラーの歴史を書かれたサイトは見つけることが出来ませんでした。 そこで、私の奥の手である平凡社「世界大百科事典」を見てみたところ、出ているではありませんか! う~ん、著作権等の問題は良く分かりませんが、一応出典を明らかにしておけば良いのだろうと勝手に解釈いたしまして、以下に掲載します。 平凡社「世界大百科事典」より抜粋 西欧で 15 世紀に,女性が顔の下部を覆った四角の白布をマフラーと呼んだ。近世になると,マフラーは男子のクラバット (ネクタイ) にもなり,フランス革命期には黒い布であごから首をすっぽりと覆い巻きつけた。この時代に,カシミア製のショールや狐など毛皮の襟巻が,当時流行していた女性の薄地モスリン製のドレスの防寒具となり,肩にかけたり,首から長く垂らしたりして用いられた。 19 世紀に肩掛けとしてのショールが一般化し,毛織物,レースなど,房飾のついた装飾性の強いものも用いられた。 1910 年代には,ミンクの襟巻がイブニングドレスなど高級ファッションに用いられた。  日本では,襟巻は首巻と称されてきたが,もともと首回りだけを保護するものとしての首巻は,発達しなかった。古くから首や肩の保護には,ずきんが用いられたり, ふろしき,手ぬぐいで覆ったりしていた。明治に入り,西欧から肩掛け (ショール) がもたらされ, 1873 年には,毛皮の襟巻が売られた。以来肩掛けは明治中期から防寒具として流行し,ねずみ色,えび茶,肌色などのネル地で上半身をくるむほどの大きさであった。今日では防寒,装飾など用途によって,また,大きさ,形などからショール, ストール,マフラー,スカーフ,ネッカチーフ, ボアなどがある。ショールは和装用として使われるものをいい,長方形が多い。ストールはとくに長い長方形や三角形のものをいう。 マフラーはおもにウールなどの厚地のもので防寒のためコート下などに用いる。正方形や長方形の薄手のものはスカーフ,小型のものをネッカチーフと呼んでいる。南米産の大ヘビから名付けられたボアは,毛皮や羽毛などの柔らかくて長い丸みのある首巻をいう。いずれも毛織物,絹,編物,レース,化学繊維など素材も多様で,男女ともに広く用いられている。

miyuki-rin
質問者

お礼

どうもありがとうございます! マフラー=ニットのイメージが強かったので、根本の発想から変わり、すごく感激しております。 迅速かつ的確な回答をどうもありがとうございました。