クレジットカード時代、Ｔ／Ｃのメリットは？

質問

「Ｔ／Ｃ（トラベラーズチェック）は、クレジットカードが普及していない時代の遺物だ」という説を、このサイトのどこかで見かけました。それを踏まえて質問します。
　上の説が正しいとすれば、クレジットカードが普及した現代において、Ｔ／Ｃがクレジットカードにまさるメリットは何があるでしょうか。
　それとも、上の説は誤りでしょうか。

回答No.6

noname#96226 · ベストアンサー

確かに今はクレジットカードを使った方が便利で、T/Cは決して主流ではありませんが、「時代の遺物」とまでは言えないと思います。

T/Cにメリットが出てくるケースとしては以下が挙げられます。
(1)多額の資金が必要な場合
クレジットカードは使用限度額が決められています。海外旅行の際には一時的に増額することも可能ですが、それすら上回るほどの買い物をする場合にはT/Cで資金を持ち込む方法が浮上します。
またそもそもクレジットカードを受け付けないなどで多額の現金支払が必要であれば、T/Cで持ち込んで現地で換金して支払う選択が出てきます。T/Cは特に盗難に対して強いので、多額の資金を準備する場合はT/Cの安全性が活きてきます。
(2)現金の調達
クレジットカード払いを中心にするにせよ現金は必ず必要になります。日本で入手しにくい(あるいはレートの悪い)通貨の場合は、クレジットカードを使って現地でキャッシングした方が有利ですが、米ドルのように為替手数料が小さい外貨であれば、T/Cという選択も出てきます。
(3)為替変動の回避
今は円高だが旅行の時には円安になりそうだと予測した場合、その時点で外貨建てのT/Cを買ってしまえば出費を抑えることができます。ただし、為替相場が読みと逆に動いて損をしてしまうリスクもあります。
シティバンクは外貨普通預金を直接T/Cで引き出せ、しかも顧客ならT/C発行手数料が無料なので、上手に使うとおトクに両替することができます。
(「外貨預金は得ではない」との回答がありますが正しくありません。シティなら旅行直前にT/Cに両替しても、先に外貨預金をして旅行前にT/Cで引き出しても為替手数料は変わりません。外貨販売レートは米ドル/ユーロ/英ポンド/豪ドルのいずれも仲値+1円です。ただしシティの金利は低めです)

T/C利用時の注意ですが、2個所のサイン欄のうち購入時サインのみを確実に行っておくこと、パスポートとサインを揃えるのが無難であることなどは当然として、他に以下が挙げられます。
(1)ヨーロッパなどではユーロ建てでも換金時に手数料を取るところが多い。従って必要な現金が小額だけなら、多少レートが悪くても日本で現金に替えた方が全体では得。なおAMEXのT/Cは現地のAMEXオフィスに持ち込むと、手数料なしで換金できる。
(2)東南アジアでは全般にT/Cが冷遇されている。レートが悪かったり、別途手数料がかかったり、印紙税が必要だったりといった具合である。よほど大量の資金を持ち込むのでなければ日本円の現金が一番有利。(日本円の通用度が低い国では米ドル現金)
(3)T/Cの通用度が低い国もある。(そのような国ではクレジットカードの通用度が低いことも多いですが)　T/Cがそこそこ使える国でも田舎だと換金しにくいことがある。
(4)T/Cのブランドによって、換金してくれなかったり手数料が高かったりということが稀にある。両替事情の悪い国に行く場合、念を入れて複数ブランドのT/Cを用意する人もいるようである。

私もクレジットカード払いがメインですが、いざという時のお守りとして1,2万円程度のT/Cを持っていっています。また円高の時に作っておいたT/Cがあるので、円安の時にはカード払いを減らしてT/Cを使うことで、円安の影響を軽減しています。

お礼

ていねいなご回答にお礼申し上げます。

　後半の(2)の末尾、「日本円の通用度が低い国では米ドル現金」についてですが、「日本円から直接現地通貨にするよりも米＄を経由するほうが有利」ということでしょうか。
　しろうと考えでは、「両替が１段階増えると手数料もそのぶん増えて、不利」なイメージがあるのですが。

回答No.8

oishiiii

私は、単純ですけどおつりが現金でもらえるのが好きです。また、両替して現金が手にいるところが好きです。クレジットカードでキャッシングも出来ますが、借り入れになり金利高いですし。

クレジットカード愛用していますが、さすがに自動販売機にはカード使えませんし、ちょっとした小銭が現金であると便利です。

以前、磁気が飛んでカードが使えなくなってしまったので、T/Cがあって助かりました。

あと、クレジットカードは事前審査などがありますが、T/Cは現金さえあれば買えますし・・・春にアメリカ行った時に久々にT/C買いました。カードで航空券を買ったり色々買い物をしていたので、限度額が超えてしまう心配があったので・・・

お礼

ご回答ありがとうございます。
　カードは限度額管理がたいへんそうですね。

回答No.7

1969gensuke

先日カナダに長期旅行に行った際の体験でご参考になれば。

クレジットカード時代とはいえ、カードの使えないキオスクや小さなお店、市場、日常のちょっとした買い物ではやはり現金が必要になります。
日本で現地通貨に両替してもいいのですが、カナダドルの場合、以下が最もレート的にトクでした。
・日本でカナダドルＴＣを購入
・現地の手数料無料の銀行で現金と交換

私はアメックスのＴＣを持っていったので、３銀行で手数料無料で交換できました。
ちなみにカナダのバンクーバーでは、日本円を現地でカナダドル現金に両替したほうが、日本で両替していくよりレートがお得です。

でも、カードが使える場所ではなるべくカードを使ったほうがお得になるケースが多いです。
両替手数料より、決済時の手数料のほうがレートがいい場合が多いんですよね。

お礼

貴重な情報ありがとうございます。
　カナダには行ったことがないので、いつか行きたいです。

回答No.5

goonarita

自分もＴ／Ｃは使いませんが、みなさんがおっしゃるとおりスキミングなど安全性は、カードよりもメリットがあります。
あとはカード会社から請求される時の金額にかかる、両替手数料です。
外貨で預金をお持ちの方以外は、日本の銀行口座から使用通貨から日本円に換算され、引き落とされていると思います。その時のレートは使用した日のレートではないため、円安に振れた場合は、使用した日のレートよりも高くなります。逆の場合もあります。

またＴ／Ｃは、再発行が可能な事から、円安の時に多く購入し、金利はつきませんが、家においておく事ができます。それだったら外貨預金にした方がいいとおっしゃるかもしれませんが、Ｔ／Ｃへの両替のほうが手数料が安く済みます。

（例）
年末にオーストラリアに行きます。航空券以外は現地で支払います。ホテル、食事代を20万見積もるとします。

銀行に20万円を年末まで普通預金に入れておいても利息はほとんどゼロです。

いま両替したとします。
現金（￥９４）：2,130ドル
T/C（￥８５）：2,350ドルくらいになります。

もし円が高くなれば、損をします。
逆に円が安くなれば、得をします。
こんな芸当はカードではできません。

また、これによって、外貨の動きがどのような状況で、どのように動くのかを勉強することができます。

参考URL：

http://www.smbcib.co.jp/delivery/rate_2.html

お礼

ご回答ありがとうございます。

＞円安の時に多く購入し

　これは「円高の時……」のまちがいではないでしょうか。

回答No.4

munecyan

最近の海外旅行では、T/Cの使用は少なくなってきています。機能性の問題（例えば使用す都度、パスポートの提示・コピー不可）と発行手数料。使い残したときの解約手数料等、また、T/Cの発行会社の信用度（これはクレジットカードでもいえますが）も関係しています。金融機関も事後処理の時間の関係で、発行手数料を高く設定していることもあります。
しかし、安全性からはしっかりと前もって署名がしてあれば高いといえます。
クレジットカードは、スキミングの問題が、最近賑わしていますが、管理と使用の仕方を誤らなければT/C
よりも利便性が優ります。
まず、デポジット機能があり、海外のホテル等では、チェックインのさい、必ずクレジットカードをお持ちお持ちですかと聞かれるのは、一種の身分証明にもなっています。
T/Cのようにその都度パスポートの提示を求められることはめったにありません。最大のメリットは、発行手数料がその都度必要ありません。（年会費・カードによっては無料があります）

ただ、ビザ・マスター・ＪＣＢ・ＤＣ等が全てのカードが同じ店で使えるとは限りませんのでそれぞれの国の扱える店とカード会社の力関係で何種類か持つ必要があります。たとえば、ハワイでは、アメリカンエックスプレス（アメックス）を要求するホテルがおおいです。次にダイナースカードです。
私は、一度だけ不審な請求がきました。早速カード会社に連絡し調査を依頼しました。私のサインが偽造と判明し、その分の請求は無かったことになりました。

スキミング問題は、目の前でカードを処理してもらえば何ら問題はありません。
多室で処理しないよう注意していれば防げます。また、そのような店は何となく解ります。
購入後の保険はクレジットカードの機能の一つで、帰国してからも申請できます。私の例では、ティファニーで購入した品物に傷があり、日本のティファニーで鑑定してもらったところ、やはり傷とのことでカード会社へ連絡し返金してもらいました。品物を送り返す費用もカード会社の保険で充当しました。

要は、メリット、デメリットの管理を自分自身でできなければ、その特徴はいかせません。自分の責任範囲もこの際考えてみてはいかがでしょうか。

絶対に忘れてはいけないことは、クレジットでもＴ/C
でも署名をしておくことと、緊急時の連絡電話です。全て２４時間対応です。クレジットカードも緊急再発行制度はあります。

お礼

くわしいご回答ありがとうございます。

＞メリット、デメリットの管理を自分自身でできなければ、その特徴はいかせません。自分の責任範囲もこの際考えてみてはいかがでしょうか。

　さっそくそうしてみます。

回答No.3

bantoh

最近，国内・海外を問わずクレジットカードのスキミング詐欺（ショッピングの際使用されたクレジットカードのデーターを盗用して金品を盗むこと。
　ひどいときには，自分のカードと同じ番号のカードが裏社会で流通し，法外な請求をされることもある）が横行しているので，そのような犯罪を未然に防ぐ意味でも有効ではないでしょうか。

　クレジットカードも盗難保険がありますが，実際に自分が使っていないことを立証するのがとても大変だと聞いています。

お礼

ご回答ありがとうございます。
　No.1さんからもご指摘いただきましたが、防犯面では、Ｔ／Ｃのほうがかなり優れているのですね。

回答No.2

MATCHI-0719

ANo.1の方も述べられている通り、Ｔ／Ｃは再発行が受けられますが、クレジットカードにはそれがありません。
アメックスなど、一部のクレジットカードは現地で緊急カードを発行してもらえますが、それ以外（信販系のジョイントカード）のカードは無理です。

Ｔ／Ｃは誰でも無差別に入手出来るという点がメリットだと思います。
クレジットカードはかなり普及していますが、別の視点で考えれば、それだけ破産者や不良債務者が急増しているという事です。
当然ながら、そのような事故歴者はクレジットカードなど持てません。
しかしＴ／Ｃは、レート相当額さえ払えば誰でも入手出来ます。

その他のメリットとしては、Ｔ／Ｃは先払い購入である上、所持分以上を遣う事は絶対に無理ですので、遣い過ぎの心配がありません。
クレジットカードは一種の借金ですので、忘れた頃にツケを払う事になります。
計画的に利用していれば問題ない事ですが、海外旅行などでは、つい調子に乗って過剰な買い物をしてしまいがちですので、危険な落とし穴と言えましょう。
ゴールドカードやプラチナカードの所持者であれば、少しくらい高価な買い物をしても苦にはならないでしょうが、一般カード所持者の収入は決して高いとは言えませんので、一定額を超えると支払いがかなり苦しくなってしまいます。
それは本人の管理能力が問われるところですがね。

お礼

ご回答ありがとうございます。
　じつは私自身、不安定職業・不安定収入なので、クレジットカードの新規取得はむずかしい（かもしれない）といわれています。
　だれにでも発行されるというのは大きなメリットですね。

回答No.1

jimbeizame

ＴＣは盗難や紛失の際に現地で速やかに再発行が受けられるので、それがメリットだと思います。

クレジットカードでそれが出来るのは限られてます。

お礼

ご回答ありがとうございます。
　なるほど、盗難や紛失のことも考えなきゃいけませんね。