白い巨塔(唐沢寿明ver.を観)の財前は悪者なのか
白い巨塔原作を読まずに、唐沢寿明主演ドラマを観た上での感想です。が、様々な方からのご意見をお願い致します
ドラマでは医療裁判が主な内容となっています。単純に正義か悪か善悪では片付けられるものではないことを前提としないならば、私は財前が責められることは善とは言えないと感じました。
確かに患者やその家族から見ると10人いれば9人が財前ではなく里見に診てもらいたいと思うでしょう。しかし、病気に向き合う熱意と技術が優位であれば財前の方が医者として優秀だと私は考えます。私の母は病気のためこの10年間病床にあり、まともな生活を送ることができていません。例えどんなに独断的であり親身に接してくれなくても、患者や家族に信頼されるような姿勢信念を持った人格者より、病気を治すことに長けた医者を望みます。今回のケースは研修医の見解をもみ消したことが云々という論点にすり替えて、患者に寄り添う医者が正しいと言っているようで釈然としません。
皆さんはどのようなご意見をお持ちか、回答頂けると嬉しいです