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墨(固形)、どうやって使い切ってますか?
子供の時は管理ができなくて腐らせたり、乾燥してボロボロにしたりしてしまって 使い切ったことがなかったんですが、少し古筆をやるようになった頃に 墨職人さんが汗だくになって手を真っ黒にしながら墨を練っているのを拝見してから、 「こんな小さなものにも、こんなに手間暇と思いが込められているんだ」と思い きちんと墨を管理するようになり、今度の墨は最後まで使い切ろうと決心しました。 もともと墨色によって何種類かの墨を使い分けていて、書いているものも 細字の仮名なので、大量に墨を消費するということはないんですが、 今いちばん使っているものがそろそろ小さくなってきました(現在7mm角程度)。 今は竹製の墨バサミではさんで磨っています。 もう少しすると、たぶん挟めないほど小さくなると思うのですが、 書道をされる皆さんはどうやって墨を使い切りますか? それとも、大きさの限界から最後までは使いきれないものなんでしょうか?
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現役で書道をやっていたのは15年くらい前なので、あまりはっきりと詳しく覚えてないのですが・・・。 平らな面どうしでないとくっつかないので、平らな面ができるように少し磨ります。 そしてそれぞれの平らな面に水を塗ってくっつけます。 (粘り気無くても大丈夫だったように記憶してますが、やや自信無し。今思い返せば、水ではなく磨った墨を塗っていたようにも思えてきました。) しっかりくっつけたまま乾くまで置いておきます。完全に乾ききったら完成。 そぉーっと磨れば折れることはなかったと思います。 とにかくコツは平らにすること。少しでもカーブしているとうまくいきません。 いかんせん古い記憶のためこの程度の説明しかできなくてスミマセン。
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- daisensei
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okookoさんの回答でほぼよいのですが、確実にくっつけるために・・・・。 まず、少量の水を硯に垂らし、古い墨を磨ります。磨った面は拭かずにそのままにしておき、次に新しい墨をドロドロになるまで磨ります。このとき、水分が多いと墨がなかなか濃くならないので注意が必要です。 磨った面が平らであることも大切です。 で、そのドロドロの墨を付けて古い墨と新しい墨をくっつけ、離れないように輪ゴムできつく巻いて数日置いておきます。 仮名用の墨ということですので、力もあまり入れないで磨られることでしょうから、離れることはないでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 濃い墨のドロドロが重要なんですね。 実はここに来て「もっと早く聞いておけば良かった」と後悔しています。 墨バサミに挟んで磨るときに、あっち向けこっち向けして磨ったために、 現在墨が約7mm角のサイコロ状になってしまっていまして、 これを新しい墨に「輪ゴムでくくりつける」というのはかなり難しそうです。 こんなに小さくなる前にやり方をお聞きして、くっつけておけば良かった・・・ でももうこの際手が墨だらけになってもくっつけてみせます!
- okooko
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昔書道をしていたころは、水で濡らして新しい墨に貼り付けて使ってました。 小さくなった石鹸を新しい石鹸に貼り付けて使うような感じです。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 水で濡らせば貼り付くんですか!でも濡らすだけでは墨の粘り気が出ませんよね。 少し磨って粘り気が出たところで、新しい墨をくっつけるんでしょうか・・・ それで次に磨るときに、つないだところからボッキリ折れたりしませんか? よろしければ、もう少し具体的にやり方を教えていただけると嬉しいです。
お礼
重ねてのご回答ありがとうございます。 やはり磨った方が良いようですね。しかし「平らに磨るのがコツ」というのは難し~い。 実は私は墨の磨り方に変な癖があって、磨った面がいつも少し傾いてしまうんです。 これから磨るときはできるだけ気を付けてみます。