もし志願兵が敵前逃亡したら?
今の米軍は徴兵制ではなく、志願制だと聞いています。
その場合でも、前線で敵兵を見た途端、怖くなって 「自分は軍を辞める。 国へ帰る」 と言ったり、上官の指示に逆らったとすれば、その兵士は軍法会議で罰せられると思うのですが、何だか国民のひとりの基本的人権と、兵士を敵前逃亡罪で罰するのと、矛盾しているように感じます。
もちろん、そのような我儘な兵士を放置しておけば、軍の規律が守られないのは分っているし、また、軍に入る時に誓約書を書いて命を賭してでも国家に奉仕すると自ら誓う、というの聞いてはいるのですが、それでも、自分の命の方が大事だ、とドタキャンした兵を法的に罰するというのは、無理があるような感じがするのですが ・・・ すなわち、軍内部の規律より憲法上の基本的人権の方が優先されると思うのです。
と言うのは、日本の場合、税金で学費を免除され、給料までもらって卒業した防衛医大の学生が、卒業した途端、「気が変わった。 自衛隊には入らない」 と言っても、日本では罪にはなりませんね。 そのまま、医者として社会に出ていくはずです。 日本はとことん基本的人権が守られる国だと思います。
もし徴兵制であれば、旧日本軍のように法令で国民の全てを縛る事ができますが、徴兵制度のもとで、軍がどこまで兵士の命を管理できるのか、兵士個人の基本的人権はどうなるのか、疑問に感じています。
米軍を例に挙げましたが、中国人民解放軍の例でも結構ですので、宜しくお願いします。
お礼
どうも、ありがとうございます。 赤い石版、とり忘れるところでした。 さて、先はまだまだですね。