クリントイーストウッドの吹き替えの真相
もう十数年前の話ですが、私がTVでクリントイーストウッド主演の映画(多分ダーティーハリーシリーズ)を初めて観た時、渋い主人公なのに吹き替えの声優が故・山田康夫氏だったことに凄く違和感を覚えました。
無論、キメるところはキメてくれる山田氏のイーストウッドも今ならカッコイイと思っているのですが、当時中学生だった私にはいかんせんルパン三世の軽薄なイメージが強く、ハリーキャラハンが今にも「ヌーヒョッヒョッヒョッ」と笑い出しそうで…(失礼!)
と、そこへ家事をしていた母が通りかかり
「あら?イーストウッドの吹き替えって今でもこの人(山田康夫氏)なのね」
母が言うには、イーストウッドが最初に日本のスクリーンに登場した時、若かった彼の役柄が軽薄な三枚目役だったため、役柄的にピッタリな山田氏が吹き替えを担当した。そういう吹き替え声優は一度決まると滅多なことで変更されることは無く、大物俳優として知られるようになってからも役柄に関係なく山田氏が担当した。
とのことでした。母の語ったことは本当なのですか?
残念ながら母はその日本デビューの映画のタイトルを覚えておらず、未だ「軽薄な三枚目のイーストウッド」を観ることはかなっていません。
映画通の方、どうか真相を教えてください。
よろしくお願いします。