N0.1です。
>1.前回までの回路ではLEDを電源から取っていたが、今回はコレクタから取っているのはどうして?
前回No.7でも、今回No.13でもLED側の回路は一緒です。
電源14Vに電流制限抵抗RIFの片側をつなぎ、その反対側はLED1のアノードへ行きます。
LED1のカソードはLED2のアノードへ行きます。
LED2のカソードはLED3のアノードへ行きます。
LED3のカソードは、前回No.7は1個しかないトランジスタのコレクタ(C)へ。
今回No.13は、2段目のトランジスタのコレクタ(C)へ行きます。
>2.その場合でもRIFの計算方法は変わらない?(LEDを2個や1個にした場合の計算が行いたい為)
前回No.7でも、今回No.13でもRIFの計算は変わりません。
LEDの個数が変わる場合は、式の「3個」の表記を2個や1個にして計算をすれば大丈夫です。
RIF=(14V-(Vf×3個)-VCE)/If
≒(14V-(Vf×3個))/If
>3.並列にRIF,LED,トランジスタ*2の回路を繋ぐ場合、RBとRBEは1つでよい?
(その先を分けて各ブロックのトランジスタのベースに接続するのか)
1段目のトランジスタのRB、RBEですね。並列数分(チェーン分)つけます。
理由は、トランジスタには個別に特性が少しずつ違いますのでRBを小さくして、並列接続したトランジスタに一様に同じIBを配信する事が出来ないからです。
RBEはトランジスタのVBEを保証する物です。VBEが5V以上かかるとトランジスタの最大定格5Vを越えますので壊れます。現在の設定は約2Vです。RBEはRBと分圧抵抗の関係にありますので、これも並列数分(チェーン分)つけます。
>回路図は説明を元に作ってみました。
>部品として
>パルス回路
> IC*1
> コンデンサ*2
> 抵抗*2(パルス設定用)
>LED駆動部分
> 3番ピンへの出力の抵抗(RB)
> 抵抗(RB)とベースの間にアースへの抵抗(RBE)
> +電源からコレクタへ向けての抵抗(RC)
> コレクタから2段目ベースに向けての抵抗(RB2)
> 抵抗(RB2)と2段目ベースの間にアースへの抵抗(RBE2)
> 2段目コレクタからLEDの電流制限用の抵抗(RIF)
ここ違います。> 2段目コレクタからLEDの電流制限用の抵抗(RIF)。
接続は最初にあげた>1.前回までの回路ではLEDを電源から取っていたが、今回はコレクタから取っているのはどうして?、の回答にありますので参照ください。
<回路図>見づらくないかな?。
14V
-
|
RIF □
14V LED1 □
- LED2 □
555 | LED3 □
――――| RC □ Tr2 |
| | RB2 □――
| RB Tr1 □――|――□―――□
3番|―――□―――□ | □
| | □ | |
| | | | |
――――― RBE □ | RBE2 □ |
| | | |
| | | |
- - - -
0V 0V 0V 0V
補足
何度も詳しいご説明ありがとうございます。 前からどうやって回路の設計をしているのかも疑問でしたが こういう風に作っているのだなと感心しました。 (私はソフト屋さんやっています) 基本的な動作原理がまだ理解できていないので変な質問になるかもしれませんが、 お時間許す限りお答えいただけたらと思います。 1.前回までの回路ではLEDを電源から取っていたが、今回はコレクタから取っているのはどうして? 2.その場合でもRIFの計算方法は変わらない?(LEDを2個や1個にした場合の計算が行いたい為) 3.並列にRIF,LED,トランジスタ*2の回路を繋ぐ場合、RBとRBEは1つでよい? (その先を分けて各ブロックのトランジスタのベースに接続するのか) 回路図は説明を元に作ってみました。 部品として パルス回路 IC*1 コンデンサ*2 抵抗*2(パルス設定用) LED駆動部分 3番ピンへの出力の抵抗(RB) 抵抗(RB)とベースの間にアースへの抵抗(RBE) +電源からコレクタへ向けての抵抗(RC) コレクタから2段目ベースに向けての抵抗(RB2) 抵抗(RB2)と2段目ベースの間にアースへの抵抗(RBE2) 2段目コレクタからLEDの電流制限用の抵抗(RIF) よって抵抗*6 トランジスタ*1 LED*3 RB,RBEを除く部品はLEDのチェーン数分必要 という感じでしょうか・・・ 勘違い、間違いありましたら是非ご指摘ください。 よろしくお願いいたします。