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逆襲のシャアのラストと興行収入
逆襲のシャアのラストはどういうこと? 互いに行方不明となってしまったのでしょうか?。 あと、逆襲のシャアってヒットしたんですか?。 興行成績的にはどうなったのでしょうか?
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監督が良く用いた言葉を借りるならば 『映像が全て』です。 鑑賞した人が観賞後に率直に抱いた答え以上の物はありません。 突き放すようにも受け取られるかも知れませんが 鑑賞した後に『?』であるのならば すぐでも何年後でも構いませんから もう一度鑑賞して欲しいと思います。 貴方なりにあれが何を言わんとしていたのか、何を描いていたのかを 得られれば、と思います。 過去、監督本人が自らの意思でエンディングの補足や解釈を述べたことはありません。 ただ、当時、シャア役の池田秀一氏が「シャアは死んだのですか?」と聞いた所 「そう思ってもらって構いません」といった旨の発言をしたそうです。 劇中世界で死んだにしろ、生き延びたにしろ キャラクターとして彼等には幕が降ろされたのは間違いないといっていいでしょう。 上記の監督の発言もそういったニュアンスが多分に含まれて、 いやむしろそういう意味合いだと私は感じます。 (池田氏にはある程度判断をつけておかないと役者として現実問題として困る訳ですから) 何にしろ『彼等の今後の物語』というのは期待しないのが分別ある考えと思います。 手許にソースがある訳ではありませんが 決着をつける、という意識は監督はもちろんサンライズ側にもあったと思います。 (ハリウッドの一般的な映画システムとはケースが違うので、この場合 サンライズ側にエンディングに対して手を加えることは難しいと思います。) そういった意味合いの言葉は当時よく溢れていましたし。 アムロとシャアといういわばブランドからガンダムを解放することは ガンダムをその後商業的に継続して展開していく上でも必要ですから ある意味決着はつけられていると思います。 あのエンディングは監督の一演出表現であり、 私は曖昧どころか「これで終わったんだな…」受け取り 感傷に浸りながら劇場を後にしました(笑)。 興業成績については 当時のアニメ映画の成績では上位に入っていたと記憶しています。 しかし、過去にブームとなったガンダムI、II、IIIの映画の成績には全く及びません。 この2点から「ヒットした」という人も「ヒットしなかった」という人もいます。 物は言い様ですね(苦笑)。
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- Ren-Ks
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「逆襲のシャア」のラストシーンはわざと曖昧な表現になっています。 アムロとシャアは本作が公開される前から絶大な人気がありましたし、本作によって更に人気が上がる事は容易に想像できたため、 サンライズとしてははっきりとした答えは出さないままにしたかったようです。 ただ、シャアの脱出ポッドをアムロが抱えていたことから、行方不明にしても"互いに"ということは無いと思います。 機会があれば、小説版の「ハイ・ストリーマー」や「ベルトーチカ・チルドレン」を読んでみるのも良いかもしれません。 また、フィルムを細かく検証した人もいますので、参考までに。 興行成績については詳しいデータが手元に無いのですが、アニメ映画としてはなかなか良かったと聞いています。 ただし、同時上映が「SDガンダム」だったため、観客の多くが親子連れだった事は否めません。 地方での上映が少なかったことから、全国的に広まったのは後のビデオ版によるところが大きいでしょう。