ガラスに入った絵画の正面からの撮影では
PLフィルターは殆ど効果がありませんし
ライティングもよほど慎重にしないと撮影者やカメラが写り込んでしまいます。
もし画像処理ソフトをある程度使えるようでしたら
以下の方法はどうでしょうか。
簡単に言うと、撮影者が写り込まないように斜めから撮影して
あとから画像の歪みを画像処理ソフトで修正するという方法です。
昔は(今でもそうですが)鏡などの反射するものを正面から撮る時は
蛇腹のカメラを用いて、
カメラを斜めに置いてフィルム部分だけをずらして撮ったものですが
今は同じ効果がデジタル処理で出来ますから
普通のデジタルカメラと画像処理ソフトがあれば簡単です。
方法は
1、カメラがズームレンズでしたら、なるべく望遠側を使ってください。
2、カメラと絵画が水平位置にくるようにしてください。
3、絵画の正面から自分が反射しないギリギリの位置まで横に移動してカメラを置きます。
4、その位置にカメラを固定して(三脚が必要です)、絵画にライトを当てます。
絵画がはっきり見えてライトが反射しないような位置を探してください。
5、カメラのストロボは使わないようにしてください。
6、その位置で撮影した画像を画像処理ソフトで開きます。
(以下、画像処理ソフトの説明です)
7、画像は左右のどちらかに縮んで写っていますから
必ず広い方と縮んでいる方の両方を操作して
広い方を縮めて、縮んでいる方を広げて、
絵画が普通の四角形になるようにしてください。
8、もしタテヨコの比率が違ってしまうようでしたら
この段階でどちらかを縮めて、比率が同じになるようにします。
9、出来た画像を目的のサイズに縮小すれば完成です。
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WEBページに載せる程度のものでしたら
普通のデジカメを使っても、この方法で画質の面でも大丈夫だと思います。
商業印刷目的には高解像度のデジカメが必要になります。
ライティングはNo.2さんが参考になります。
お礼
大変参考になりました。 教えていただいたとおりに 左右45度の角度から証明をあてて撮影いたしますと 証明のバランスもよいようです。