前お二方の回答も誤りではないんですが、微妙にずれてるところがあるので、ちと整理して回答します。
> PCを立ち上げるとIPを自動取得し、例えば社内に100台のPCがあった場合には100個のIPが割り当てられるんですよね?
これは、LANの設計により異なります。satoshi777さんの社内LANでは、DHCPを利用したIP自動割り当てが行われているのでしょう。
これとは別に、個々のPCにIPを手動で設定していく方法もあります。
自動割り当てであれ、手動割り当てであれ、100台のPCがあるならば100個のIPアドレスが割り当てられることは、ご指摘の通りです。
> その場合、日々、一台一台のPCのIPアドレスは異なっているのですか?それともある程度、このPCにはこのIPというのが決まっているのでしょうか?
DHCPで自動的にIPを割り当てる機能をもつサーバのことをDHCPサーバと呼ぶのですが、このDHCPサーバの設定により異なります。
具体的には、kadakun1さんが指摘されているように「リース期間」の設定に依存します。これは、割り当てられたIPアドレスをどの程度の期間保有することができるかを示すものです。
ですから、リース期間が7日間だった場合、一度IPを割り当てられると7日間はそのIPを使い続けることになります。逆に、リース期間が3時間程度だと、PCを停止して半日経つと別のIPが割り当てられるようになります。
ちなみにPCをつけっぱなしにしていると、リース期限が来る前に期限の延長手続きをPCが取ってしまうので、起動中にPCのIPアドレスが勝手に変更されることはありません。(強制的にIPを解放・再取得したときは別です)
なお、DHCPサーバ側で、特定のPCに特定のIPアドレスを割り当てるよう設定することも可能です。この場合、各PCはLANカードのMACアドレスで識別します。
余談になりますが、最近のブロードバンドルータにはこのDHCPサーバ機能が大抵備わっています。