「生理が始まると母乳が止まる」というのも、「母乳を与えている間は、生理は来ない」というのも、実は間違いです。
私の実母は、産後3ヶ月半くらいで娘(私)の生理が再開した際、「母乳を与えている=生理は無い」と思い込んでいたのが、違う状況になったため、「あんたは、明日から、母乳が止まるんだからね!」とありえないことを私に言い放ち、ストレスを与えて、本当に母乳の出を悪くしました(汗)
母乳と生理の関係ですが、母乳を与えると分泌されるホルモンが、生理を起こすのを邪魔するんです。
だから、母乳を与えている間は、生理が再開しにくいです。
でも、完全に止める働きは無いので、回復が早ければ生理は再開します。
また、生理が再開することで、「生理を起こすのを邪魔する」ホルモンが出なくなったり、そのホルモンを分泌するための作業ができなくなるって事は、無いんです。
ちなみに授乳と流産の関係ですが。
授乳は、子宮の収縮を促すと言われていますよね。生まれてすぐの頃、授乳するのが良いのは、免疫のことだけでなく、胎児が入っていた大きさの子宮を、元の大きさに戻すのに、天然の子宮収縮剤を自力で作ることができるからなんです。
もっとも、授乳による子宮収縮と、流産をひきおこす子宮収縮は、タイプが違うという研究報告もあるらしいです。(そう決定したわけではありません)
産後1年もたつと、授乳による子宮収縮も、産後すぐや2ヶ月くらいの時期とは、また違っている話も聞きます。
だから、産後何ヶ月もたってからだと、産婦人科医によっては「切迫流産でなければ、無理に断乳しなくてもいい」という人もいます。
(産後2ヶ月くらいだと、子宮収縮の方が怖いから、気をつけた方がいいと思いますが)
お礼
回答ありがとうざいました。