それでは、更に詳しくお答えします。業界では一般的に首都圏私大の理工学部は、以下の様にランクされています:1位慶応、二位早稲田、一寸差のある三位上智、四位理科大、五位、立教・理。そして大差で六位タイが明治、青学、学習院。「上智に理工があるなんて知らなかった・・・」という方は、多分この分野の方ではないでしょう。
ミッション系の上智では、確かに文系学部の活躍が飛びぬけています。事実、早慶よりも上智のほうが優れている、とされる花形的な文系学部も幾つかあります。
そういった存在の上智理工ですが、そのカリキュラムが好評なのは、以下のとおり:
(1)他の理工学部と違い、そして英語教育が徹底している(一般英語から工学英語まで)。理工の講座が英語で行われる場合が結構あるので、自然に英語での文献の発表等の訓練がされる。
(2)上智の海外での著名さを利用しての、海外研修、交換留学制度が充実している。
(3)理系だけじゃなく、他学部の学生たちとキャンパスをシェアするので(その多くは外国人)、講座やサークルなどでの交流が偏らない。また、総合大学なので、専門以外の選択科目が豊富で、キャンパスの施設、図書館等も数段上である。
理科大も素晴らしいカリキュラムがあると思いますが、上記のような経験はできません。二校を比較する・・・となると、どうしても上智優勢ではないでしょうか。
お礼
再びのご丁寧な回答、どうもありがとうございます。 上智は文系のイメージが強かったんですが、 むしろ逆に総合大学という点は大きな強みですね。とても惹かれます。 英語の教育が充実しているという点もすばらしいですね。 そういった面では確かに、おっしゃる通り上智優勢かもしれません。