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パソコンとテレビのアスペクト比の違い
1)一般的なアスペクト比は、テレビもパソコンモニタも4:3だと思います。 ただし、パソコンモニタの画素は正方形ですが、テレビの画素は横長(横1:縦0.9)(?)だと聞いたことがあります。 つまり、TVチューナー付きパソコンのモニタで見る映像は、テレビで見る映像より1割程度縦長に見えるのでしょうか? 2)パソコンのTVチューナー(mAgicTV)でテレビ番組を録画したものを見てみると、720x480(3:2)になっています。 4:3で考えると720x540になるはずですし、1:0.9の画素を考慮すれば720x594(1割増)になるのではないでしょうか? 3)パソコンモニタでの見た目をテレビと同等の縦横比にするには、動画ファイルの画素数は何対何にすればいいのでしょうか? 参考までに、OSはWinXP、モニタは17インチ液晶(デジタル)(1280x1024推奨)です。
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もう解決されてるかもしれませんが、参考までに。 アスペクト比対応ソフトでは解決しにくいと思われるので…。 ■TV放送の基準となる解像度(走査線)について まず、TVコンテンツというものの生データは3:2(720*480)です。 これはTV放映されるものであれば(ハイビジョン等以外)ドラマであれアニメであれスタジオもののニュースであれ、同じです。 最初の方の回答にやや被りますが、水平720が決められているだけではなく、垂直方向の有効走査線の方も480なのです。 これが現行のTV放送基準NTSC(i480=D端子等の規格なら525i)です。 ※525とは480の有効走査線以外のデータの為に採られているデータの幅。iはインターレースの略。 つまり4:3のアスペクト比とは初めから異なっているものなのです。 通常の4:3画面のTVなら生データの比率のままに受信し表示します。 幅のやや狭い窓から横にややオーバー気味の絵をのぞき見るような形になり、気付かないまま左右の両端が切れた映像を眺めている訳です。 これがTVチューナ・キャプチャなどPC内に装着するタイプの受信部で映像が歪められる遠因になります。 理由と理屈は以下。 ■アスペクト保持故に歪む現象について 実は現在の映像フォーマットは(特にこれからデジタル放送などで供給されるMpeg-2ですが)720*480を4:3アスペクトに加工して映す仕様になってるんです。 (実際の4:3アスペクトは640*480か、その倍数です) しかし、720あるものを減らす訳には行かない(ガタガタになります)ので480の方を増やす事でデータ落ちに対応するんです。 PC(ソフト)にはMpeg等のメディアデータを出来るだけ歪みの無い形で表示するよう、アスペクトに対応し画像を変換する機能が備わっている為、どうしてもある程度縦長の画面になる訳です。 オリジナルに修正をかけているのですから生データの比率を維持することは出来ません。 SXGAは5:4です。 液晶は何においても画像を引き伸ばすことで対処しますので、TVなどをフルスクリーンで鑑賞するのには正直向かないです。(実際買ったばかりの1280*1024推奨の液晶モニタを処分しようとしてる最中です) DVD再生ソフトの中にはこの比率に対応したものがあるので、それを入れれば多少マシになる…かも。 但し、5:4上で3:2のコンテンツを4:3に編集したものを見る事になります。 CRTだと映写がTVと同じ仕組みなので自然とi480に相当する720*480でモニタ投影します。 これは飽くまで有効走査線に準じたビーム照射にする為であって、表示領域がまんま720*480ピクセルなんてことではありません。ちゃんとモニタに見合うサイズで見れます。 ■TV映像の表示について パンスキャン(アスペクト比の情報)には既存の規格としては4:3/16:9/UltraWIDEしかない為、パンスキャンそのものをユーザーが編集できる余地がないと、 (残念ですが)一般のTVで受信するような順当な比率での表示は不可と思われます。 ■別の話ですが… もし、DVDコンテンツ(主に市販ROM)で元データがNTSCの場合、WMP6.4ならパンスキャンを編集することで生の比率(=オリジナルソース)で見ることが出来ます。 その場合新規で作成し、Pos値は触らずにZoomを3倍にし、アスペクト比の保持を外し、映像をin表示させればフルスクリーン時もこの比率で表示可能になります。 …録画されてるものはきちんと720*480仕様のようですから心配なさそうですが。w WMP6.4はWMP9/10のフォルダ内に同梱されてるので容易に見つけられます。 編集に当たっては予めReal AlternativeなどをWMP6.4に当てておくと良いかも知れません。(英語になりますが機能が増えます) ■補足 現在一つのPC用モニタをTV/PS2/PCに併用しています。 アナログTVチューナとAV/ゲーム機のセレクタを兼ねた製品を利用してます。(画面をWin上に載せて表示しないタイプの方を選択) ここに書いたことは一つの映像データを三者で見比べる事で疑問に思い、調べ実践した事を書きました。 個人的に痛い目に遭った出来事だったので、お役に立てれば幸いです。
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720×480ピクセルでキャプチャをしたり、 720×480ピクセルのDVD-Videoがある理由ですが、 キャプチャカードはITU-R BT.601という、 アナログ信号をデジタル化データ化するときの「国際規格」を基に作られています、 その規格(ルール)では、水平有効サンプル数(ピクセル数)が720と決められています、 垂直サンプル数は、NTSCとPALで異なり、同じNTSCであっても国によって異なるためにITU-R BT.601では決められていません、 基本的に無圧縮系の垂直サンプル数は486本ですが、 インターレースMPEG2などのDCT圧縮が必要なものは、 16の倍数単位でピクセル数を扱う必要があるため、 垂直サンプルは486サンプル中の16の倍数である480サンプル(ピクセル)を扱うことになっています(6ピクセル分切捨て)、 この2つのルールによりキャプチャカードは、 720×480の画素でキャプチャするのが標準になっています、 それとMPEGファイルではファイルにアスペクト比情報が記録されているので、 再生ソフトがアスペクト情報を正しく処理できるのであればゆがむ事はありませんし(再生ソフトによっては処理できません)、 MPEG1では正しくないアスペクト比が記録されたファイルでもVCD Checkerで修正する事が可能です、 AVIの規格ではドット(ピクセル)は正方形として扱い、 アスペクト比は解像度に依存するため横に伸びた状態になってしまいます、 これを補正するためAVIにエンコードする場合は720x480を640x480や320x240など4:3にする必要があります、 縦横比がおかしい動画を正しく表示するには縦横比を調節できるプレーヤーを使います、 DivX Playerでは再生画面右クリックメニュー>ビデオ表示>アスペクト比で選択、 WMP6.4ならShiftキーを押しながらウインドウ枠をドラッグすれば縦横比を変えられるが、 WMP7以降ではできない、 Media Player Classic はテンキーで調節。
お礼
詳しい説明、ありがとうございました。 わからない言葉が多数出てきてますので、勉強しながら理解していこうと思います。
PC用DVD再生ソフトなどMPEGファイルのアスペクト比を修正して表示再生できるソフトやTVキャプチャデバイス付属ソフトなら720x480でも正しく4:3の640:480にしてくれますが、 DivXのAVIなどに変換する場合は4:3の640:480(もしくは320x240)にしなけばなりません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 質問の追加で恐縮ですが・・・。 「アスペクト比を修正して表示再生できるソフト」とは、どうやって見分けるのでしょうか? また、DivXを使う際、4:3にしなければならない理由を聞かせてもらえませんか?
お礼
詳しい説明ありがとうございました。 ぼんやり理解できましたが、勉強しながら理解を深めていこうと思います。