#4です。
先の回答はダイヤルアップ接続だったので簡単にしか回答できませんでした。補足します。
どの機関もやっていることですが、基本的には公開された情報などの収集、分析をやっています。これは海外の情報機関でも同じことですし、自衛隊の情報資料隊などはそれを専門でやっています。
あとは得手不得手がありますが、人的情報の強い所や通信情報や画像情報に強い所があります。
人的情報では、調査対象の組織内に協力者を獲得します。たとえば警察などでは別件逮捕などで脅すとか、金で釣るとかですね。
具体例というのは難しいのですが、独自捜査で検挙までこぎつけたのは海上自衛隊の3等海佐逮捕です。日本で公になった事件で多いのは亡命スパイ(というよりケースオフィサー)の証言から明らかになったものが多く、独自調査・捜査の結果というのはあまりないようです。
CIAなどにあるような工作機関を持つ組織は一応ないと思われますが、確かなことはわかりません。しかし先に述べたような情報収集のための内部協力者獲得などは工作と言えるものでもあります。
むしろ講和条約まえの諜報組織の方が、やっていた可能性は高いでしょう。もっともGHQの下部機関として活動したのですから、正確には日本のとは言えないかもしれません。
さすがに対象国の政府転覆を企てるとか、クーデターを援助するような力のある組織はありませんね。
ただし政府機関だけが諜報組織でないことに注意すべきでしょう。外郭団体とかNGOなどの方が動きやすいのも事実です。CIAだって、表向きはフロントカンパニーなどを使うのです。おそらく本当の活動はこのような部分で行われます。
お礼
日本放送協会外報部 河辺機関 初耳です。 インターネットで検索しても全然出てきませんね。 ありがとう。