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宇宙での研究

英語の教科書に、「宇宙ステーションでは地球ではできないような研究をする。例えば、宇宙が人間にどのような影響を与えるか。彼らの研究はガンやその他の病気のより良い治療法を発見するのを手伝う。」というような文があります。どうして、道具も空気も限られた宇宙で、地球の設備の整った研究所よりもその研究が上手くできるのですか?意味がわかりません。

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回答No.1

医用画像解析の研究者です。 有人宇宙実験支援プロジェクトに参加しています。 地上と宇宙(地球周回軌道上)とでは、決定的に違うことがあります。 それは、宇宙では無重力状態(正確には微小重力状態)と言うことです。 たとえば、金属とガラスは比重が異なるため、地上では分離してしまい、うまく混ざりません。 ところが、宇宙では簡単に金属とガラスの合金を作ることが出来ます。 抗生物質を作るには、タンクの中で酵母菌などを培養しますが、重力の影響でタンク上面にしか出来ません。 しかし、宇宙では、タンク全体で培養できるため、地上の数千分の一のコストで作ることが出来ます。 このようにして安価に大量に高精度に作られた金属や医薬品によって、医療を飛躍的に進歩させると期待しているのです。 まだまだ他にも無重力空間の利用法が見つかるかも知れません。 jyunhotaruさんも新しいアイデアを出して、億万長者を目指したらいかがでしょうか(^-^)

jyunhotaru
質問者

補足

なるほど。難しいけど、なんとかわかりました。しかしその宇宙で作ったもの(培養したもの)は、重力が普通にある地球に持って帰ってきても、活かせるのでしょうか・・・。

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