流すタイプと流さないタイプのトリートメント剤を併用しても構わないかということですね?
もしかしたら,少し問題が起きるかもしれません。
どちらも,トリートメントの成分を髪の毛に浸透させるのですが,浸透するということは,浸透される側の濃度が低くなければいけません。
浸透する成分が均衡を保ったところで,それ以上,髪の毛に浸透していかなくなります。
ですから,流すタイプのトリートメント剤を正しく使用しているのでしたら,それ以上,トリートメントの成分は髪の毛に浸透しませんので,流さないタイプのトリートメント剤を使用しても,こちらの成分は髪の毛に浸透しませんので,いつまでもトリートメントという「重いもの」をつけているのは,単に髪の毛の負担ですから,よくないと言えるかもしれません。
トリートメントという重いものがついていますと,髪の毛の重さもありますので,より強く,髪の毛を引っ張ってしまいますから,もう少しで寿命がきて自然脱毛する髪の毛を,早く抜いてしまうことになります。
自然脱毛ですから,約120日後には,そこから新しい髪の毛が生えてくるのですが,20歳前後を過ぎている人の場合,生え替わるたびに,目では確認出来ないくらいの差ですが,以前よりも細くて柔らかい髪の毛が生えてくるようになっています。
となりますと,早め早めに,自然脱毛されてしまいますと,もしかしたら,本来よりも早く,地肌が見え始めてしまう結果になってしまう可能性もあるといえるのです。
ちなみに,このことは,性別は関係ありません。
性別が関係するとしますと,それは,細くなり始める出発点に於いて,一般的には,女性の方が髪の毛が太いということくらいですね。
あと,強いて言えば,流すタイプと流さないタイプのトリートメント剤の香りが,別系統であった場合,髪の毛が臭くなってしまうことが可能性としてあります。
もちろん,ほぼ同じ香りであれば,まったく問題にはなりませんけどね。
と,まぁ,こんなところだと思いますよ。
それよりも,流すタイプ,流さないタイプ,どちらを使用するにしても,それぞれのトリートメントを正しい方法で用いないことの方が,髪の毛に悪いですけどね。
特に,流さないタイプのトリートメントを流さないのは,髪の毛の負担が大きいですよ。
補足
ありがとうございます!! とても参考になりました!