> 痛むというのは、切ってしまえば問題ないのですか?
う~ん,難しい質問ですね。
確かに,髪の毛の傷みは,切ってしまえばなくなりますが,毛染めによる髪の毛の傷みは,毛染め下部分全体に及びますので,髪の毛の根本付近から毛先まで染めた場合,よくて丸刈り,悪ければ剃髪しなければなりません。
さて,そのようなことを「問題無し」と言えるかどうかは,その人の感じ方だと思います。
まぁ,問題有りと感じる人の方が多いと思いますが・・・。
ちなみに,白髪染め剤やヘアカラー剤(脱色剤ですがブリーチも含みます)による髪の毛の傷みとは,
1.
キューティクルが開いたままの状態になる
2.
髪の毛の中身,タンパク質(アミノ酸)が,流所津してしまう
ということが,原因です。
このうち,2の原因を防ぐためには,毛染め中,または,その前後に,髪の毛へとタンパク質(アミノ酸)を補給するタイプの染毛剤を選択することで,かなり,髪の毛の傷みを抑えることが出来ます。
しかし,1の原因を防ぐ手だてがありませんので,キューティクルが閉じてくれるまでの間,つまり,最低2週間以上継続したトリートメントが必要になります。
> 痛むとは地肌が痛む事で将来ハゲてしまいますか?
染毛剤(白髪染め剤やヘアカラー剤,ヘアマニキュア剤,カラーリング剤の総称です)が原因で禿げることは,自己免疫疾患を患っている人以外では,絶対にあり得ません。
しかし,白髪染め剤やヘアカラー剤に含まれるブリーチ成分が頭皮に付着しますと,頭皮の角質がめくれあがってしまい,角質と角質の間に隙間が出来るため,空気などの刺激を受けやすくなってしまいます。
また,その隙間から,雑菌が侵入してしまう可能性が生まれてしまうのです。
つまり,「非衛生的な状態」になってしまいますので,とても芳しいとは言えない状態になってしまいます。
ですから,出来るだけ,頭皮には染毛剤をつけないようにするべきなのです。
余談ですが,そういう意味では,クリーム状の染毛剤を選択する方が,頭皮に直接付着してしまう染毛剤が少なくなりますので,液体状の染毛剤よりもお薦め出来ますね。(まだ,ましだという程度ですが・・・)
お礼
とても詳しくありがとうございました☆