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クラシック音楽に何を聴く?

以前から漠然とした興味はありましたが、最近になり急にクラシック熱が復活し、それに伴って漠然と感じていたタイトルにある疑問について皆さんの意見を聞かせて頂きたく思い質問させてもらいました。 一つの物の楽しみ方は人それぞれで、正解はないとは思います。それにクラシックにも様々な要素があると思いますが、皆さんはどこに惹かれてクラシックを愛好しているのでしょうか? クラシックのどこに魅力を感じるのか、どういうアプローチをしているのか、または軌跡等を教えて頂けないでしょうか? 自分は音楽に対し全くの無知で、「楽典」などは手に取った事もありません。しかし、一度興味を持つと、いろんな方向からアプローチしたくなり結局は「虻蜂取らず」になってしまうのが恒ですが、今回は趣味として長く付き合っていきたく思います。 少々広範かつ漠然とした質問で答えにくいとは思いますが、出来るだけ多くの方に多くの事を教えていただけたら嬉しいです。よろしくお願い致します。

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  • Leonora
  • ベストアンサー率49% (204/410)
回答No.14

こんにちわ。 “指導”何か誤解があるようですが^^;、声楽もピアノも「下手の横好き」で、あくまで趣味として レッスンに通っているだけなんですヨ。しかもどちらも大人になってから始めたので「かたつむり」の ように歩みは遅く、上達も一向にしないのですけれど… 人間の声が一番美しいかどうかはわかりませんが、自身でうまく声も身体もコントロールできれば、 それはそれはすばらしい声が出せると思います。現に大好きな声楽家の方の演奏会に足を運んだことが ありますが、その時は天から声が降ってくるような気がして自然と涙がこぼれました。 しかし、わたしのように素人で、うまくコントロールをできなければ、声は騒音に近いものかもしれません。 そういう意味では同じ歌を歌うという行為でもプロ(超一流)と素人は両極端に位置しているのでは ないかと思っています。>_< 話は脱線しますが、わたしが歌を歌うきっかけになったのは前回にも書きましたが、大好きな声楽家ができ その方と同じ歌を同じように(もちろんムリです)歌いたいという「野望」笑 からでした。ですので、 誰かに聞いてもらうとかそのような目的は全くなく、あくまで自己満足のためです。今、わたしを教えて 下さっている先生はそこのところをよ~く理解して下さっているので、わたしたちのレッスンはいわゆる 通常の「声楽のレッスン」とはかけ離れたものになっていると思います。自分が歌いたいものを(楽譜を) 持っていって「今回はコレでお願いします」「頑張りましょう」方式でやっていますし、楽譜と目標とする 方の歌い方が違っていれば楽譜もアレンジして歌い、まったく好き勝手に(笑)しているので、真面目に 勉強されている方からすればお叱りをうける方式かもしれませんね。 でも、これでいいとわたしは思います。音楽は自分が心から楽しめなければ意味がないと思っていますし、 技術を磨くことに一生懸命になりすぎて、結果楽しくなくなってしまえば、わたしは音楽とはもうつき合え ないかもしれません。 そういうスタンスで音楽とかかわっている自分が好きですし、それでいいと思っています。 質問者様は真面目な方なのでいろいろ考えてしまっているのでしょうが、たまにはわたしのように思って 音楽とつき合っていくのも悪くないと思いますよ。 さて、オススメの音楽をと言うことですが、以下はわたしが大好きな曲もしくは思い入れがある曲です。 いつか、機会があれば聞いてみてくださいね。 「月によせる歌」…ドヴォルザークのオペラ「ルサルカ」の中のアリアです。月のきれいな道をこの曲を 聴きながら歩くと、とても贅沢な気分になります。 「ねむの木の子守唄」…皇后美智子様が高校生のころに作詞され、のちに山本正美さん(指揮者の 故山本直純さんの奥様)によって作曲されたものです。 わたしは小学生の頃、合唱団に入っていましたが、地元の普通の合唱団で特に他よりも優れている わけではないのですが、どういう経緯か実際に天皇皇后両陛下(当時は皇太子)の目の前で歌うことに なりました。よくわからないながらもその当時は子供なりにとても感激しましたし、この曲は、今では一生の 宝物になっています。 何だか、だらだらと長くなり、おまけにご質問にも上手に答えられませんが、参考になれば幸いです。

moscata
質問者

お礼

度々の回答、ありがとうございます。お礼が遅れて申し訳ありませんでした。 回答、参考にさせて頂きます。 最近はロマン・ロランの「ベートーベンの生涯」やグロウヴ「フランツ・シューベルト」を読んだりしています。 もうちょっと早くいろんな本を手に取ればよかったな~と思っています。 最近になって(少々恥ずかしいのですが…)、音楽も自己表現の一つであり、形式的には文学と同様に捉えれば理解し易いのではないかと思いはじめました。 外国文学を例にとれば、 原書を読む→実際に演奏する。 読解   →アナリーゼ 翻訳を読む→演奏を聴く     訳者によるニュアンスの違い→演奏者による解釈の違い etc そうだと考えればやはり語学の文法の様に、楽典にも目を通した方がいいのかのなと思いました。 演奏家にも評論家にもなるつもりは毛頭ありませんが、こういうジャンルの事に興味を持つと、若年時からの学習が重要であることから、手遅れ感をヒシヒシと感じて…友人からは卑屈だとキツイ一言をもらいました…。 上手く表現出来ていない駄文で申し訳ありません。 回答、ありがとうございました!

その他の回答 (13)

  • 7ken
  • ベストアンサー率33% (42/124)
回答No.3

私の場合は以下のような感じでした。 「小学校で器楽クラブ」→「同時にピアノとエレクトーン」→「中学で吹奏楽部」→「高校で管弦楽部」→「大学(音大ではない)でも管弦楽部」→「同時に地元の市民交響楽団」→「それまでずっと器楽のみで声楽には一切興味がなかったのに、市民オケでオペラをやって以来、オペラ好きに」→「それを機に独語、伊語、仏語を独学」→「諸事情でオケをやめる」→「国内で、また旅行時に欧州で時折コンサートやオペラを楽しむ」となって現在に至っています。 私の場合、聴くことよりもまず吹くことから入っていったので、CDやDVDよりもまず楽譜を買ってその曲を楽しむことが多いです。楽典やいくつかのヨーロッパ語ができた方が、より深く楽しめるのは確かですが、必須ではありません。「虻蜂取らず」大いに結構ではありませんか? おっしゃる通り、音楽の楽しみ方に正解などありませんから、どうぞ好きなように楽しんでください。例えば演奏会で演奏中にうとうとしてしまうのも、「お金払って来てるのに何考えているの?」と目くじらを立てる方もいれば、「音楽を聴きながら眠りにつくなんて、なんとぜいたくな楽しみ方なんでしょう。まるでモーツァルト時代のヨーロッパの貴族のようだ」という人もいます。いびきで他人に迷惑をかけること等さえなければ、どんな楽しみ方もありだと私は思います。

moscata
質問者

お礼

以前、ウィーンフィルのコンサートに行って爆睡した事が…。あまりの心地よい熟睡だった為なのか… 奇妙な程の爽快感のもとアンコール演奏「だけ」をまともに聴き、その事実に唖然として、公演後も暫く 座席に座っていたという忘れ難い思い出があります…。 あの公演は僕にとってのゴールドベルク変奏曲のようなもの…だったとしたら確かに大貴族かな。(苦笑) いびきをしていなかった事を願うばかりです…。 回答ありがとうございました!参考にさせて頂きます!!

  • jolly1173
  • ベストアンサー率26% (9/34)
回答No.2

単純に考えると、昔に書かれた曲を今でもずっと演奏されていますよね。 同じ曲でも本当にたくさんの方がCDで発売されています。 じゃあ、なぜそういった事ができるのか? 答えは『どう解釈するか』です。 同じ旋律、伴奏でも『どういった事を表現したいか、またどんな具合に表現したいか』等ですね。 楽しい気持ちといってもどんなタイプの楽しいなのか、悲しいといってもどんな感じの悲しいなのか、情景を演出するのにどんな風景を思い浮かべるのか、人間には無限に近い、本当に様々な感情、解釈がありますよね。 これを指揮者、または演奏者が『私はこう表現します』といった感じです。 逆にクラシックの良さを覚えるのであれば『あえて演奏者、指揮者が違う、同一の曲(CD)を数枚買ってみる』事ではないでしょうか? 指揮、演奏する人によって『えっ!この曲はこんな感じにもなるんだ。』といった感じも受けられると思います。 そうなると『この人はこの曲でこんな感じを表現したいんだな』といった具合に自分で想像できます。 すごく楽しいので、一度試してみてください。

moscata
質問者

お礼

回答ありがとうございます! なるほど、CDの聴き比べは自分にとってのベスト版を探す事であり、名盤は一枚しかないと考えていたので、 認識を新たにする事ができました。 曲の解釈は作曲者の意図する所を忠実に再現出来た物がいい、だから使用楽器も当時の物を使うことで より音を再現出来る…そういう方向に向いていたのですが、それでは極めて狭義の解釈でクラシック音楽の 一面だけしか見ない事になるんですね。 音楽は文学の古典鑑賞とは違いますよね。ちょっと勘違いしていた自分に気づきました。 アドバイスを頂いて大いに参考になりました! ありがとうございました!!

  • nrb
  • ベストアンサー率31% (2227/7020)
回答No.1

クラシックのどこに魅力を感じるのか 聞きながら良く居眠りしてますよ レム睡眠状態でうとうと 居眠りには快適な音楽がクラシック 少数はかも知れませんね

moscata
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 確かに…居眠りには最適かもしれませんね。 講義や講演の時に居眠りした後に感じる素晴らしく爽やかな目覚め(仮眠には丁度良い30分弱位だから?)とそれに対する罪悪感… この後者がないですからね。CD等による音楽鑑賞だと。(笑) ありがとうございました!