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NHKドラマ アイム ホーム
残念ながら、最後の3回分が 出張で見れませんでした。 (前妻が入院手術、ネパールへの転勤を言い渡される。の 後の展開です。) 又、原作は、面白いですか?
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最終話まで見たのですが、ドラマだけでは理解できない部分が多々あります。原作を読めば詳しいことが分かると思います。というか、読まないと分かりません!ロードオブザリングのごとく…。 18話途中から ネパールへの出向を言い渡された夜、家に戻るといないはずのヨシコとヨシオが(仮面なし)。ヨシコは「実家からだと幼稚園に通いにくいから、年度末までここにいたい」と言い、久は快諾。優しいヨシコに久は「もう俺に何も期待していないから優しい」と思うが、ヨシコが久に身を寄せると、久は「少しでいいからこのままでいてくれ」と言う。 19話 翌朝、ヨシコにネパールへの出向を伝え、一人で行くこと、数年かかること、ヨシコが望むなら預かっていた離婚届を出すことを伝える。 そして医者に行き、どうしても思い出せないことがあると伝える。それは「今の妻と息子のこと(どうして一緒になったのか、どういう暮らしをしていたのか、など)」だった。医者は「思い出せるかもしれないし、思い出せないかもしれない」としか言いようがないと伝える。医者は続けてチベットの「砂曼陀羅」を紹介し、箱庭療法と共通点があると言い出す。医者は綺麗な砂曼陀羅の現物を見せるも、砂を全て落としてしまう(砂曼陀羅は曼陀羅を砂で描いたもののようです。砂を振りかけて模様を作る、みたいな)。余の無常を感じると言い、人生も砂曼陀羅のようなものだと付け加える。久は図書館で砂曼陀羅について調べる。 晩、岡田杏子と高木亮一に送別会を開いてもらう。久は「事故を起こす前は周りが見えていなかった。事故に遭ってから出世への執着がなくなり逆にどんな仕事でも本気でやれば意味が見いだせている。人間の価値は上っ面だけでないことに気づいた」などの反省の弁。 送別会中、スバルからメール「今から会える?」。二人は会い、カオルが退院したこと、退院後に健児がやたらと優しいことを聞いて久は安心。スバルに「調子はどう?」と聞かれた久は、ネパールへ行くことを伝える。が久はスバルに「家族と一緒?」と聞かれ、「うん」と嘘をつく。 駅にスバルを送るが、一人になった久は、周りの帰宅する人たちを見て、途方もない孤独感に襲われる。「誰にも帰る家がある。俺だけにそれがない。だけどもし人生が砂曼陀羅のようだったら、家族などの人と人の繋がりは、寄せて流れて集まっては散ってゆく、ちっぽけなものじゃないか。少なくとも今の俺には帰る家がある。だとしたら、悔いのない人生を生きるために、今日という日を大切にしよう。心をこめてただいまを言おう」と思い、誓う。 ところが帰宅すると、久の家が燃えている。中に人がいるという声を聞き、ヨシコとヨシオを助けに行く。二人は家の中で倒れていた。 最終話 久は二人を安全な場所まで運ぶも、そこで倒れてしまう。気づいたら病院にいるも、自分の名前すら言えない(記憶がまたなくなった?)。久は病院を抜け出し、もうろうとする意識の中で各地を転々とする(健児とカオルの家など)。最終的に燃えた我が家に戻った久。燃えかすの写真を見て、最初の火事の最中にかかってきた電話に実は出ていたことを思い出し、しかもその電話はヨシコからで、ヨシコは「あの離婚届は忘れて。あなたとやり直したい」と伝える。久は「俺も…君たちと…」と言うが、そこで久の意識はなくなり、ヨシコに伝わっていなかったことを今ここで初めて思い出す。 だが振り返ると、そこにヨシコとヨシオが立っていた。久を捜していたのである。感動の再会。久はヨシコの髪をなでながら「全部思い出した。俺は君たちを大切に思ってた。失いたくないと思ってた。無理をしていたかもしれないが、俺は君たちと家族になろうと決め、そう努力をしているうちに、いつの間にか君に甘えて、頼りにして…。ヨシオが生まれたとき、俺は本当に嬉しかった。君たちとずっと一緒にやっていこうと思った。俺は情けなく完璧な父親でもないが、例え歪なお椀でも、それを怖さず一緒に作っていくのが家族だよな。ヨシコ、俺ともう少し一緒にいてくれ」。ヨシコは「この何日か私がどんな気持ちであなたを捜したか分かる?どんなに会いたかったか…生きていてくれればそれでいいと。もし私とヨシオの事を忘れていてもそれでいい、もう一度やり直そうって…。一緒にいさせて」といい、ヨシコは久に抱きつき泣く。久も泣く。 数日後、関空。家族3人でネパールへ行く(ドラマは飛び立つ飛行機の映像で終了)。
お礼
詳しくご説明戴き、本当にありがとうございます。 現在海外に単身赴任中で、NHKの海外放送で見ていました。このドラマを見ていて、家族と云うものが気になり、最後まで見れなかったので、質問した次第です。 帰国したら、原作本を買おうと考えております。