DVD-RWを採用したレコーダーでは、「VRモード」と「ビデオモード」の2つの録画モードが用意してあり、使用目的に応じて、ユーザーはこれらのモードを切り替えて使います。
(1)「VRモード」は、DVD-RWディスクを使って、プログラム編集や録画時間可変のマニュアルモード録画などの機能を利用することができる録画モードです。このVRモードで録画したDVD-RWディスクは、VRモード対応のパソコンやプレーヤー(例えば「RW COMPATIBLE」の表記のあるDVDプレーヤー)で再生できます。
「VRモード」はDVD-RAMでも採用されています。
最近では、東芝とパイオニアがDVD-R で「VRモード」を利用できる機種を出しています。
(2)「ビデオモード」は、VRモードの様な編集機能はないものの、DVD-R/RWディスクを使って、映像をそのまま録画するときに使用するモードです。このモードで録画したDVD-R/RWディスクは、DVDプレーヤーやカーDVDプレーヤー、DVDビデオ対応のパソコンなど、幅広い再生環境での再生が可能です。
つまり、編集が柔軟な「VRモード」と再生互換が採りやすい「ビデオモード」というところです。