- ベストアンサー
ジブリ作品の魅力とは?
今秋の「ハウルの動く城」もそうですが、宮崎駿監督が手がけるジブリの作品は、毎回記録的な大ヒットになりますよね。何故人々はこんなにも引きつけられるのでしょうか?もちろんストーリーが良いというのは分かるのですが、このほかにも何か理由があるような気がします。この魅力って何でしょうか?
- みんなの回答 (13)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まず、私自身、「ルパン三世・カリオストロの城」(監督)や「母をたずねて三千里」(総作画監督)における宮崎氏の功績を認めているせいで、かえって昨今の作品の出来映えの寂しさに反感を持っているところです。そうしたバックボーンを説明せずに一方的に非難だけのものを書いてしまったのは、軽率さや筆力不足を反省しなければならないと思っています。 同時に、個人的な見解として、もう一度だけ氏の作品に対する批判を書かせてくださいませ。 「ルパン三世~」や「風の谷のナウシカ」の完成度が高かったのに対して、近作は『実写の劣化コピー』と言わざるを得ません。 演出力や画力が先ほども書いた通り、過去の制作参加作品で充分に立証されていますが、「もののけ姫」「千と千尋の~」「ハウルの~」では、肝心要のアニメーションとしての面白さが全くと言っていいほど機能していないのが問題という認識です。(私が「アニメファンなら誰でも~」というのはこの部分です) 具体的に場面を挙げて批判するのはさすがに場にそぐわなさすぎるので避けますが、1980年代の代表作「ルパン」「ナウシカ」「ラピュタ」などに見られたパワー(絵のインパクトとかいう表面的なものじゃなくて作品から伝わるスタッフの思いみたいなもの)は、「もののけ姫」以降見る影もないというのは、アニメが好きな人ほど指摘する事実です。 もっとも、こんな見方そのものに多少偏ったものがあるのもまた本当なんですけどね(^_^;) また、「公の場で言って良いことと悪いことの違いが分かってない」という根本的な人間性も大いに疑問があります。 彼の語録は「批判」ではなく「罵倒・誹謗」であり、【そんな人が作る作品に感動しろという方が無理な話】ではないでしょうか? 性格の欠点なんて誰でもあるものですが、それをどこで発言するかは大いに人間性に拠っているはずです。
その他の回答 (12)
- sawai197
- ベストアンサー率39% (164/415)
宮崎氏は、実写とアニメの差について 「情熱があれば、地平線の彼方まで3歩で走っていけるのがアニメである」 と語っています。 写実派の絵画は写真のにせものではありません。宮崎作品も実写のにせものではありません。宮崎アニメは、アニメだからこそ素晴らしいのです。(時々新聞等で「アニメは実写に近づいた」などという勘違いな論評を読むと嫌になりますが)そして、宮崎氏はそれを自覚しています(上記発言より) で、宮崎作品が何故売れるかですが、日本人の、というか大抵の人間のツボを押さえているからだと思います。 話は変わりますが「ハリー・ポッター」あれが「世界的に」売れたと知った時、私は「人の感性というものは、国でさほど変わりはないのだなぁ」という感想をもちました。ジャンプのコンセプトでいう「努力・友情・勝利」です。同様に、宮崎作品は「人が感動するツボ」を上手く押さえていると思います。 勿論それらの「ツボ」を上手くみせている演出や画力の力もあります。それらすべてを含めて監督の力とするべきで「スタッフさえあれば、誰でもあの程度の作品はつくれる」というのはあまり現実的な仮定とは思えません。
- syuutarou
- ベストアンサー率62% (40/64)
2001/10/21放送の『特命リサーチ200X』によると、 ●知覚像 ●運動視差 ●オプティカルフロー ●方向変化の多さや、方向変化した直後の加速度の大きさ などだそうです。
- delta-re
- ベストアンサー率32% (97/297)
No.3です。 補足?になるかどうか分かりませんが。 幻想的という部分では、既にジブリ作品に芽はないように思われます。 まあ、監督してる宮崎さんの人間性に問題ありですから…。 (マスコミは取り上げませんが、彼の暴言は書き始めるとキリがありません) アニメファン(アニメオタク)と呼ばれる人はそれぞれに哲学や好きな世界観を持ってます。 経済的なことを気にせずに全身全霊で表現させれば、最近の宮崎映画(実写でも作れるものをアニメとは呼びたくない)ぐらいのことはできますよ。
- consaku
- ベストアンサー率19% (5/26)
私も世界観がいいからだと思います。 一つ一つの作品にそれぞれ完璧な世界が広がっているからファンタジーながらもリアリティーがあって、大人でも魅力を感じるアニメなのだと思います。 またメッセージ性なども大人をひきつけるいい材料ですし、それを受け取れない子どもにも、子どもならではの視点で楽しむことができる・・・要は多様な感じ方のできる作品だからだと思います。 加えて久石譲さんの音楽が素晴らしいことも、理由になると思います。ナウシカから始まってどの作品にも印象深い曲が沢山あります。少し切なくなったり、懐かしくなったり、心が温かくなるよな・・・それだけでも気持ちが伝わるような曲の数々が、宮崎監督の作品をより盛り上げていると思います。
- azzaro
- ベストアンサー率17% (416/2361)
見せ方かな? 正直「ハウル~」の後半は萎えちゃいました。 ファンタジーの王道ですからなんとなくラストは読めてしまったのですが、最後がバタバタっと行ってしまった感がありました。 でも全体的には面白かったですよ。 細かい世界観や描写でどこを見ても退屈しなかったです。笑える部分も多かったですし。 ストーリーはどの作品も結構「王道」と言う感じがします。 あらすじを言うとあっという間に終わっちゃいます(笑)
- arutema
- ベストアンサー率4% (1/22)
世界観ですかね。キャラがあちこちにいますが その時その時で役があったり、特にいる意味がなかったりと、それだけでリアリティがある気がします。
- iikuni-tsukurou
- ベストアンサー率14% (25/176)
私的な意見ですが、書かせていただきます。 ここ数作の宮崎アニメには大きなメッセージが 込められていると思います。 「もののけ姫」では人間の勝手で森や林を切り開き、 「千と千尋の神隠し」では人間のエゴで川を汚したり、 金銭欲の醜さや、お金やカードさえあれば 勝手に店のものを食べたりと。 今回の「ハウルの動く城」もあるテーマを 問いかけていると感じました。 あるテーマの内容はまだ見ていない方のために 言えませんが、馴染みやすい絵コンテに加え、 アルプスの少女ハイジから続く宮崎ワールドの 奥深さはこれからも続けてほしいです。
プロデューサーの営業手腕に尽きる。 過去の宮崎アニメは好きだけど、近年の彼の作品は宮崎監督が持っている画面構成(空間の見せ方)の妙技で見せているだけにしか思えない。 映像表現は巧いけどそれだけ。 逆に言えば、それだけ単純な方が一般にはウケやすいのではないでしょうか? 私も#3の方と同じでジブリ流と言えるアニメの作風は80年代までですね。 それじゃあ興行(金儲け)的に成り立たないので、観客に媚びる作り方に路線を変更したように思えます。 良くも悪くも日本人の習性に適合したアニメ作りをしている。 少なくとも宮崎アニメの魅力は、空間の表現能力にある。 2次元のアニメの中で広がりのある空間を見せれる演出能力。 そこにあると思います。 でも、高畑監督で画面構成・レイアウトを宮崎さんがやっているアニメの方が好き。 宮崎さんは、美少女好きな所があってそこがあまり好きじゃない。
- shikakuhonpo
- ベストアンサー率23% (201/841)
「たまたま」だと思います。「冬ソナ」や「セカチュー」が売れたのと同様、それほど明確な理由はなく、たまたま運がよかったから売れているのだと思います。エンターテイメント作品は一度火がつくと、あとは理由もなく勝手に売れてしまうものですから。 客観的に見て、ストーリーはかなり「つまらない」ほうの部類に入ると思われます。みんなが騒いでいるので「おもしろい」ような錯覚を起こしているだけです。 ただ、最近はさり気なく若い女性層を狙っているように感じます。これがヒットの理由と思います。カップルがデートの手段として利用するのに適当だし、アニメなのでファミリーを取り込むこともできます。このターゲットの設定はうまいなと感じます。
お礼
う~ん、厳しいですね。 ストーリーはつまらないでしょうか? トトロやナウシカを初めて見たときは、私は本当に感動したんですが。でも、映画の見方は人それぞれなので、そのように感じる人もいるんでしょうね。
- delta-re
- ベストアンサー率32% (97/297)
幻想的な世界観を幻想と割り切れるからこそ、ファンタジーとしての面白さを活かした視点が面白いのがジブリ流。 ただし、これは80年代まで。 90年代以降は、「ファンタジー」と「夢」を同一視、もしくは極端に乖離させるという両極端な演出手法が問題。 あれでは、アニメでやる理由がない。(実写でも同じものが作れてしまう) 正直、あの程度の作品なら、資金とスタッフさえあれば「アニメファン」と呼ばれる人間なら誰でも作れます。
お礼
確かにジブリ作品の多くは、現実を超えた架空のファンタジーを作り出していますね。 でもそんなに質が低いのでしょうか?私はそうは思わないのですが。
- 1
- 2
お礼
音楽の力もあるんですね。 過去のサントラの売り上げがすごいのも、あの挿入曲が映像にピッタリと合っていて絶妙のバランスをとっているからなんでしょうね。 なんか料理の感想みたいな文になってしまいました。