No.13さんの書かれた内容は、非常に重要な事だと思います。
ドアロックの議論とは別の次元で、まずご自分の自家用車が、車速感応式自動ドアロックの設定を変更出来る車種であるか否か、知らずに運転されている方も多いのではないでしょうか?
購入時に説明は聞いたが、いつの間にか忘れてしまったり、ご主人のみ説明を受けて、奥様はご存知ないということもあるかと思います。
また、中古車を購入されて、取説も十分に読まなかったような場合には、その可能性はさらに高いと思われます。
>ドアロックが法令で義務付けられているとしたら上記の機能は法のどういう解釈でそうなっているのでしょう・・・。
個人的な推測ですが、メーカーとしては法令で定められたドアロックを否定することはしないと思います。
よって、標準設定は「自動ロックする」であり、状況に合わせて手動操作したい方は「自動ロックしない」に設定変更可能であるが、自己の判断で適切に操作して下さい。という意味ではないでしょうか。
「自動ロックしない」=「ロックが出来ない」ではないでしょうから。
★長文になりそうで申し訳ありませんが、他の例を挙げてちょっとだけ踏み込んでみます。
道交法で定められたルールの中には、明確な罰則を受けないものがいくつか(たくさん?)あります。
その代表的なルールのひとつが「左寄り走行」(法18)ではないでしょうか?
教習所ではイヤと言うほど「キープレフト」と指導されても、一般ドライバーの走行位置はドアロックの解釈と同様に、人それぞれです。
過去のQ&Aでも様々な意見が出されていますよね。
現実には、法令で定められており、教習所では最も基本的なルールとして習った「左寄り走行」ですが、中央線寄りを走行して切符を切られたという話を、私は聞いたことがありません。
ドアロックについても同様で、やはり聞いたことがありません。
しかし、高速道路入り口などで、警察官に免許証の提示を求められ窓を開けた際に、ホンダ車のようにドアロックノブが内張りの上部に出ている車の場合、いつも(ご親切に)押されてしまいます。
運転席だけ解除しているのですが・・・
ドアロックも左寄り走行も、法令で定められていることを承知の上で、より大きな危険を回避する目的で自己責任で使い分けるのであれば、問題はないと思われます。
個人的には、もし可能ならばドアロックが救出の妨げとなった事故事例の映像、あるいはシミュレーションをTVなどで時々紹介してほしいと感じています。
「百聞は一見にしかず」ですから。
お礼
沢山の方から興味ある回答を頂きました。それだけ、皆さんの関心が深いものと考えさせて頂きます。運転する人間が、また、教習所や警察関係の方達がいつも「何故?」と考えた理由のある行動を取ることが必要かと考えています。個々にはお礼はしませんが、皆さん、本当に貴重なご意見ありがとうございました。