決して恥ずかしい質問じゃないと思いますよ。
永年この業界にいた私も、実はDVDが世に出た当初は「デジタル・ビデオ・ディスク」の略がDVDだと思っていました。(汗)
実際には「デジタル・ヴァーサタイル・ディスク」がDVDの正しい名称のようですが、世間一般ではやはり DVD = 映画 と同意語に受け止められているのではないでしょうか?
versatile を辞書で調べると
【形容詞】
(1) 多才の, 多芸な, 多方面にわたる, 何をやらせてもうまい
(例) a versatile genius 万能の天才.
a versatile writer 多才な作家.
(2) 多目的に使用できる, 何にでも利用できる
(例) a versatile tool いろいろに使える道具.
【語源】
ラテン語「いろいろな方向に向く」の意
などと書かれています。
つまり、【 DVD = デジタル多目的ディスク 】 となります。
その、多目的なDVDを大雑把に分けると
◆DVD-Video (DVD-V)
映画や百科事典などのように画像/映像(+音声)を記録したもの。
◆DVD-Audio (DVD-A)
音楽CD(SACDは除く)よりもさらに緻密で広帯域、高ダイナミックレンジ、すなわち高音質な記録フォーマットを持つ。最大で6ch まで記録可能。
以上の2つを代表に挙げることが出来ると思います。
そして、厳密に考えるなら、映像を観るためのDVDビデオ・プレーヤーと、音楽を聴くためのDVDオーディオ・プレーヤーが別個に必要となります。
(もちろん一体型もたくさんあります)
一般的な「DVDミニコンポ」の場合には、映画などのDVD‐Vの再生に加えて、CDもこれまで通り聴くことが出来ます。
ただし本来であれば、DVDとCDでは異なる波長のレーザー光が使われるなど、共通のプレーヤーでは再生できない要素が多いのですが、各社それぞれ独自の工夫をし、兼用型に仕上げているようです。
しかし、純粋なDVD‐Aに非対応のミニコンポの場合、DVD‐A(音楽DVD)再生時には簡易再生になる、といった制約を受けるものと思われます。
つまり、高音質で音楽DVDを聴けるかどうかは、機器の仕様によって決まります。
>DVDで音を聞けるのでしょうか?
答は「YES」とも言えますが、DVDミニコンポの場合には、TVやモニターにDVDビデオの画像を送り出すことの出来る、DVDビデオ/CDミニコンポ の意味合いが強いのではないかと思います。
お礼
ありがとうございました。 とってもよくわかりました。 参考にして、我が家でもDVDコンポ購入、 前向きに考えます。