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XLR、バランスケーブルについて。
最近、バランスケーブルに興味があり、 ケーブルを買おうと思うのですが、2番HOTか3番HOTで悩んでいます。 と言うのも、自分の機材の説明書にはCDプレーヤー(エソテリック)、アンプ(ラックス)共に3番HOTと書いてあります。 一般的に売られているバランスケーブルは2番HOTかと思うのですが、 この場合、私の機材にはやはり3番HOTの製品で接続しなければならないのでしょうか? よろしくお願い致します。
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横から失礼します。(補足説明させて下さい) >私の機材にはやはり3番HOTの製品で接続しなければならないのでしょうか? この部分に対しての、明確な回答が記されていないようにお感じだろうと思いますが、No.1さん、No.2さんとも、バランスケーブル自体には「区別がない」ので、気にしなくてOKという意味の回答だと思います。 つまり一般的には、2番HOTどうしの機器を接続する場合でも、3番HOTどうしの機器を接続する場合でも、バランスケーブルはどちらにでも使用できるという意味です。 多くのメーカーでは、専用という形で区別して製品化はしていないと思いますので・・・ ところが、ご質問に書かれたように、実際には「2番HOT仕様製品」、「3番HOT仕様製品」と表現しているメーカーが一部に存在しているのも確かです。 (XLO社の高額ケーブルなどもそのようです・・・) 通常は共通と思われる製品を、なぜ意図的に区別しているのかその理由は分かりませんが、もしそのような製品が最有力候補に挙がっているのでしたら、精神衛生上からもやはりメーカーに確認された方がよろしいかと思います。 (一般的な理論を超えた何かがあるのかも知れませんから…!?) ◆ご存知だとは思いますが、念のため・・・ 一番単純なバランスケーブルは、2芯シールド電線で出来ています。 ◇シールド: 飛び込みノイズなどを防ぐための網状の導体で、共通のアースライン(グラウンド)として1番ピンに接続されています。 ◇2本の芯線は同一構造の線材で、一般には青/白、赤/白などに色分けされており、2番ピン、3番ピンに接続されています。 (No.2さんの書かれた「有色ホット」はこの色分けです) ◇以前は、欧州製品→2番HOT、米国製品→3番HOTが多く見られましたが、近年、国際的に2番HOTが統一基準となりつつあるようです。 ただし、あくまで機器側の約束事であって、ケーブルには何の制約も発生しません。 >一般的に売られているバランスケーブルは2番HOTかと思うのですが 2番ピンに有色線が接続されている点では、そのようにも解釈できますが、3番HOTの場合には配色が入れ替わっているだけで、電気的な違いは何もないと考えられます。・・・一般的には。 長々と失礼しました。
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- tatsu01
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バランス伝送について バランス伝送というのは、+と-の位相を180度反転させて信号を送ります。 信号波形の一方山がピークのとき、一方はディップになります。 この2本(2本づつペアになっている場合が多い)を撚って外側をシールドした ケーブル使用します。 まず、外部からのノイズ成分はシールドによって遮断されます。 当然、それを飛び越えて信号に乗ってくるノイズもありますが、 +側、-側同じようにノイズが混入します。 電子バランスの場合、オペアンプの+入力-入力に接続されますが オペアンプには同位相同レベルの信号は打ち消しあう特性があります。 (同相成分除去比 CMRRと言います)この特性が大きいほど高性能な アンプと言えます。 先に説明したようにノイズは+側-側に同じように乗ってくるので 打ち消しあって理論的にはノイズはなくなります。 マイクレベルの信号を100m伸ばせるのは、こういった特性によるものです。 中のケーブルの色分けは、作成する際の単なる目印です。 個人的には3万円のケーブルと言うのは無駄な投資と考えます。
お礼
回答ありがとうございます。 >個人的には3万円のケーブルと言うのは無駄な投資と考えます。 と頂きましたが、これはケーブル自体に大金を使うのは無駄と言う事でしょうか。
- tnt
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下の方には申し訳無いのですが、3日ぐらいは 開いておいてくれると助かります。 翌日にメールで見て、次に時間が有る時というと 更に翌日になったりしますから。 さて、回答ですが、 まず、バランスケーブルに2hot、3hotは ちゃんとあります。 中の配線の色が違うんです。 実際は混同して使ってもほとんど実害はありませんが ツイストの対が複合しているようなケーブルでは 微妙に特性が変わります。 なお、材質が違うケーブルというのは無いと思います。 (見た事が無い) hotとcoldで材質が違ったら、平衡しませんから 間違いなくノイズが載ります。 また、110ΩのAES-EBUをこれに通すと 伝送距離が変わってきます。 理由は簡単で、110Ω、75Ωの変換器に 極性があるからです。 次に2hotと3hotを混在させると何が起こるか ですが、普通は問題ありません。 あるとすると、位相です。 その機器を通るたびに位相が変わる事になりますから (+側に-が入力されるので) その機器を飛ばしたり、ネガティブクリッパを 掛けたりしたときに、位相がひっくり返る事が生じます。 また、XLRで入れてピンで出したりすると、 これまた位相がひっくり返ります。 (xlr-xlrだと影響はキャンセルされる) ただし、この影響はLR共で生じますから、 LRが逆相になるような事はありません。 XLRとピンの差ですが、 1)XLRはバランスになるのでノイズに強い 2)XLRは強い力でピンを押さえるので 接触不良が少ない 3)XLRはロックが掛かるので 足を引っ掛けてもすぐには抜けない 4)XLRは金具全体で支持をするので 太いケーブルが使える という違いが有ります。 家庭内で使うのでしたら、ピンで充分だと思いますが、 マイクケーブルを100m引っ張るのなら XLRを使ったバランス伝送が必要です。 また、最初のご質問の答えとして ケーブルとしてわざわざ3hotの ケーブルを使う必要はありません。
お礼
回答ありがとうございます。 少々難しい内容なので全て理解はできませんでしたが、XLRとピンの違い(メリット)はよく分かりました。
- monte2004
- ベストアンサー率47% (83/173)
みなさんがおっしゃる通り、XLRバランスケーブルに2HOT、3HOTというのは存在しません。 No.3さんがおっしゃっている (一般的な理論を超えた何かがあるのかも知れませんから…!?) に関して補足します。 一部の高額なケーブルでは、2番を繋ぐ線と3番を繋ぐ線の配色だけでなく線材そのものをかえているそうです。 またそれとは別ですが、反転ケーブルのことを「3番HOT」と表示しているサイトもあります。
お礼
回答ありがとうございます。 >反転ケーブルのことを「3番HOT」と表示しているサイトもあります そういう事もあるんですね。 勉強になります。 追加質問になりますが、一般的にXLRはノイズに強いだけで一般の使用用途では、それほどメリットはないと聞いたことがありますが、XLRケーブルに3万出すのとRCAケーブルに同じく3万(これはグレードと考えてください)では変わらないという事でしょうか?
- tatsu01
- ベストアンサー率18% (292/1540)
ケーブル自体に、ホット、コールドの違いはありません。 あるのはシールドだけです。 なので#1さんがおっしゃる通り、接続する機器で決ります。 ちなみに、一般的には有色ホットです。
お礼
回答ありがとうございます。 >あるのはシールドだけです 恐れ入りますが、シールドとは何でしょうか?
- subway2001
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こんばんは 2番ホット同士 または 3番ホット同士 であればそのままケーブルを使えばいいのでは? 2番は2番に 3番は3番につながっているのですから… 面倒なのは2番ホットと3番ホットの機器をつなぐ時です。 コネクターをばらして繋ぎかえるか、位相変換のアダプターを間に入れるかです。
お礼
回答ありがとうございます。 そうなんですか、勉強になります。。
お礼
丁寧かつ、分かりやすい回答ありがとうございます。 オーディオ店に行っても、2番HOT等の記載の無い物が多くありましたのでそこも悩みの種だったのです。。 機器同士が3番HOTですので、ケーブルには特に 気を使う必要はなさそうですね。 勉強になりました。