AIは、膨大な量のデータを利用して、エロ画像を作成しているようです。
人間の好みに合った画像を作成するために、多くのエラーや、人間としては
違和感を覚えるような画像も作られて、その中からブラッシュアップされて
できたものが、エロ画像として流通しているのだと思います。今は、その
AIの作った画像のリアルさやエロさに目を奪われているから、違和感には
気づかないかもしれませんが、数年後、より洗練された画像が出て来たり、
現実の女性とよくよく見比べて見るような状況になると、バーチャルに
作られたものの粗(アラ)や不具合も見えてくるかと思います。飽きるという
のとはまた違いますが、不気味の谷現象というものに近いかもしれません。
画像として、絵としてはよくできていても、現実の人体に比較すると、
不整合が見えてきます。実際のリアルな女性の(エロい)写真よりもエロいと
感じるのは、人がそう感じる要素を盛っているからです。だから、そこに
不自然さがあり、それに気づくと、途端に作り物ということが鼻について、
それまでのような感覚では見られなくなってしまいます。プリクラなどで
加工した写真がキレイだとか可愛いとか思って見ていても、何年も経って
振り返って見ると、とても不自然で気持ち悪い写真になってしまうのでは
ないかと思います。では、作られた画像に見ていた、エロさやキレイさ、
可愛さなどは、どこへ行ってしまったのでしょうか…。それは、結局、
自分の心の中で、そういうイメージを期待しているだけで、その一部を
誇張した画像を作っても、幻でしかないのだと思います。本当のエロさや
美しさは、心の中だけにある。あるいは、現実の、生の人だけが持って
いるものなのだと思います。多分、AIエロ画像で抜いても、気持ちが
醒めれば、戻って来られると思います。