WIN2000:あるソフトにトラブルが発生してもシステム自体に影響を与えにくいためシステムが安定していてる。
Me:あるソフトにトラブルが発生するとシステム自体が影響を受けやすいため、リセットを頻繁に要求されることがある。
できること、できないこと:ぶっちゃけ個人として利用の場合、ちょこっとパソコンをさわる程度なら、ソフト側が吸収してくれるのでどちらもそう変わらないと思います。(今の段階では)
ただし、ネットワークの構築だとか、セキュリティー(ファイルに関しては特に)全く別物です。
自分一人で、他に全くだれもさわる可能性がない物であれば問題にならないと思いますが、複数の人がそのパソコンを触るのであれば、ファイル管理がしっかりしている(個人個人またはグループ単位で、ファイルのアクセス権(ファイルを開いたり(見たり)、実行したりする権限)が決められるので機密情報が守られます:彼女に書いたらぶれーたーをお母さんに見られることがありません^^;;)
Meもユーザー管理はしていますがこれはセキュリティーというよりも、環境(使い勝手)をユーザー毎に合わせるということがメインになっているので、中をごそごそ探せばラブレターは丸見えになってしまいます。
以上のことからも、自分一人ならMeで全く問題ありません。ただ2000の方が断然に安定しているのでいらいら度は減ると思われます。
ただし、OSをバージョンアップしていくと、基本的にハードの性能も要求されます。メモリであったり、ハードディスクであったりより多くの物を必要としていきます。
ハードが貧弱であったならばかえっていらいら度は増すでしょう。
2000では128MB,XPにいたっては256(実質的には512以上)メモリを要求されます。
また、ちょっと前のゲームやソフトは2000では動かない物もあるかもしれません(最近の物は逆にMeより前の物では動かなくなっていますが)
Meは大昔まだパソコンにウインドウズなる物がない頃主流であったDOSという基本ソフトをある意味でず~~~~と継承してきているOSです。パソコンのハードの進歩とともにOSが進化していく中で、Win95,98と進化してきてMeで終止符を打ちます。(XPで統合)
Win2000が出る以前にWinNTなる物が出されました。これはそれまでのDOS(DISK OperatingSystem:ファイルのコントロールをまとめた基本ソフト)とは違い、大容量で早くなったパソコン上の豊富な(昔と比べて)資源をより効果的により安全に利用できるようにシステムの構想が根本的に見直されました。
そのNTの思想を受け継いでいるのがWin2000でったりXPであったりします。
もともとDOSというシステムはシングルタスク(端的に言えばソフトが1個しか動かない。)のOSでした。ですから、昔はワープロを実行して、次に表計算を実行する場合はパソコンの資源の上でも、基本ソフトの問題としてもパソコンのリセットが必要でした。(フロッピーディスクをがちゃがちゃと・・・)
で、曲がりなりにもマルチタスク(いろいろ一ぺにやってしまおうと言うOS)という形でWINDOWSが登場しましたが、あくまでも背景にはDOSという基本ソフトの影響を受けていました。そのため、DISK(FDやHDなど)やメモリ管理に不安定な要素が残ってしまいました。
マイクロソフトとしても早くこんな不安定な物からおさらばしたいと思っていたと思いますが、過去にできあがったプログラムやら何やらの資源を見捨てて、一気にNT移行するというわけにはいかなかったともいます。(ユーザーがついてこれない:今まで使っていた物が動かない可能性があるなど)
で、WIN95以来ほぼ10年をかけてNTの後継である2000,XPに移行してきました。
てもとにバージョンアップ用の2000があるのであれば移行するのもいいと思いますが、費用をかける必要があるなら、いっそのことPCを一新してXPにされる方がもっと安定します。
費用面が心配であれば、無理に替える必要はないと思いますが、Meは利用し続けると不安定になりやすい傾向があるので、必要なデーターのバックアップをしたのち再インストールをお勧めします。
お礼
お礼というより補足ですが、今は2000をインストールできるディスクを借りています。 どこかで2000→Meという思い込みがあって、Meを2000に変えるというのは抵抗があって質問してみました。 しかしMeを使っててたまにフリーズするのは確かにあるので、それで2000に変えたというのはわからなくもないです。 (いかんせん借り物なので早く決めないといけないので質問してみました) ちなみにMeは自宅にあり、家族で他にPCを触る人はいないです。