電動歯ブラシの唯一のメリットは時間短縮です。隅々まで丁寧に磨くという点では時間をかければむしろ手で磨く方に軍配が上がります。電動歯ブラシは大きくて重くて取り回しが悪いです。ほどほどの丁寧さでとにかく早くというなら電動歯ブラシの独壇場です。歯槽膿漏で歯肉のマッサージをするのも電動歯ブラシが良いのかもしれませんが、経験がないのでわかりません。
メジャーなブラウン、フィリップス、パナソニックで簡単に違いを説明しましょう。
・ブラウン:とにかく丈夫で壊れない。パワフルできれいになるが、歯槽膿漏では血が出るでしょう。一番うるさい。
・パナ:3軸の動きをします(ブラウン2軸、フィリップス1軸)そのため歯周ポケットや歯並びが悪くても対応しやすいです。ヘッドも小さくて繊細で使い易いですがすが、パワフルではありません。3者の中で最も弱いです。ですから歯槽膿漏の人に向いています。使用期間が短いので耐久性は不明。
・フィリップス:上位機種はパワフルですが、動きが単純なので歯並びが悪いと使いにくいし、歯並びが良くても丁寧に磨くのはめんどくさい。宣伝が若干いやらしく、上位機種と下位機種で振動数は同じでも、振幅が違います。商品説明にはどちらであるか明示的に書いていません。うっかり安いのを買うと下位機種でがっかりする可能性があります。一番壊れやすい。音はいつも通りだが、ブラシが動かなくなるという壊れ方をする、幾度か経験している。
番外
・旧東レ ウルティマ(現 AU-300D):多分世界で唯一の超音波歯ブラシです。超音波で思考を分解すると言われていますが、超音波を感じることは出来ないので不安になります。普通の振動は弱い。超音波が良ければこれ一択になります。多分10年以上モデルチェンジしていないがいまだに売っている。
お礼
ありがとうございます。 意外と深いですね。
補足
どれから始めるか決めなくては。