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イマイチ不透明な歌手の収入は?。
歌手はいろんな収入経路があると思うんですが(作詞・作曲・リリースした曲の販売枚数・カラオケで使われる使用料・ライブでの収益など・・・。あと印税?。)。 それぞれいくらくらいの収入計算が成り立つんでしょうかね?。 細かく知りたいんですが。 特に「印税」というのがイマイチ解からないんで、教えてください、
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はじめまして。 著作者(実際に曲を作った人)が作ったものを使用する人(この場合は僕ら消費者です)から使用料を取る事が出来ます。これが印税です。 音楽CDの場合、アーティストが受け取れるのは1~2%程度です。これが作詞や作曲もしているシンガーソングライターになると4~5%程度になります。 この場合、シンガーソングライターは歌唱者、作詞者、作曲者という3つの立場でそれぞれ印税を受け取っています。 音楽CDの値段のうち、実際に印税となるのは10%未満で、60%がレコード会社の収益になり、あとの30%程度はレコードショップの儲け分になっています。 ライブの場合、一般的には利益は発生しません。 というのは、ライブの収入は鑑賞者からのチケット料だけなので、会場使用料やイベンター料、設備費に宣伝料、その他ケータリングやスタッフを雇ったりするので、利益は出ず、基本的に赤字となります。 しかし大きな宣伝効果を呼ぶのと会場集へのCDショップにおけるCD売り上げアップ、そして需要があるからです。ちなみに渋谷公会堂を1日レンタルした場合、94万円かかります。 次にカラオケで使われる使用料ですが、これらはJASRACなどの「著作権管理事業者」が管理しています。 著作権の管理は個人でも可能ですが、たいていの場合著作者は音楽出版社へ自身のもつ著作権を売り渡す「著作権譲渡契約」を、音楽出版社はJASRACなどの管理事業者へ管理を委託する「信託譲渡」をそれぞれ交わしています。 従って事実上の著作者は著作者本人ではなく、レコード会社や音楽出版社であることが殆どです。 そして年に4回、管理事業者は平均13%の管理手数料を引いたあと、著作者や音楽出版社へ分配を行っています。 ちなみにここで言う音楽出版社とは、出版業のことではなく、レコード会社やプロダクション内に存在する、著作権などの権利を扱う部門の呼び名です。 また、カラオケ以外にもレンタルCDや、音楽用CD-Rなどの代金に含まれている『私的録音保証金』なども同様です。
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