流行っていないわけではないですよ。
むしろ「定番」になったのだと思います。
20年前|ワイド・ストレート
10年前|ストレート・スリム・スキニー
現在|ワイド・ストレート・スリム・スキニー
上記のように、この20年くらいでパンツの選択肢は増えました。
20年前の20代〜30代…現在の40〜50代の男性は、かつてストリートファッションが流行し始めた世代なので、腰パンやヒップホップ風の超ワイドなパンツを穿いていた人もいたでしょう。なので、現在でも、ストレート〜ワイドを好む傾向があります。
しかし、10年前の20代、つまり30代の方は、スリムやスキニーを好む傾向が強く、現在の20代はワイドを好む傾向です。
50代以上の方だと、ファッションに敏感な人はスリムやスキニーを着用したりもしますが、体型的によほど気を使っていないと厳しいので、普通のストレートが多いかもしれません。
ちなみに60代くらいは、DCブランド全盛期に20代〜30代だったので、普段着でもきれいめで、ジャケットなどを着用しがち。
スキニーは10年前くらいに一斉に流行し出しました。
理由は、伸縮性の高い繊維が量産化されたことで、安価に、体型にフィットするパンツを流通させられるようになったからです。
以降、スキニーは、選択肢として定番化しました。
現在はみんながスキニーを穿いているわけではありませんが、どのような店舗でも普通に扱っていますし、また、スーツのスラックスでは、スリム〜スキニーくらいの細さが人気です。