以下のとおりお答えします。
>どうして同性と話しても話は弾むのに、異性話すと話が噛み合わなくなったり話しにくいのでしょうか?
⇒一番大きな理由と思われるのは、相手が異性だと、同性と話す場合より「考え方や意見が異なることが多い」と感じることでしょう。そして、「それは相手が間違っているからだ」と(無意識のうちに)信じ込んでしまい、言葉の端々に相手をなじったり否定したりするような表現が混じってしまうことではないかと思います。
そういう場合、よく観察してみると、「相手も同じように感じている」ことがしばしばあります。ということは、実はどちらも互角で、同等なのです。さらに突き詰めて考えれば、それは「どちらが間違っているとかの話ではなく、単なる違いがあるだけ」なのです。性が異なるわけですから、それに相応して違いがあるのは、いわば当然のことです。
ですから、そのことをよく認識しておきましょう。男女の間柄は、「互いに対立しながらも、相手がいなければ自分も生きられないような、そんな関係だ」とよく言われます。これからは、自分と異なる異性の言い分でも、まずはしっくり聞いて、それを尊重しましょう。
ただし、議論や意見交換の場で、他人と異なる意見を主張することは大いに結構なことです。ここでの話はそういう目的や状況下での話とは違って、「日常的な、個人的な、くだけた対話の場面で意識すべき心的態度」のことを指していますので、その点混同なさらないようお願いします。
以上、お勧めします。どうぞ、楽しい会話を!