ミッドレンジとハイレンジの違いですか。
実際、特にカテゴリ分けされているわけではないし、
ものすごくグレーな部分もありますので、私なりのざっぱな切り分けです。
ミッドレンジ
・値段が比較的(逃げ口上ですが)に安い
・刃物に優しくない
・削り残しが出来る部分は自分で面倒を見ないといけない
・安いPCでもそこそこ動く。
・なだらかな曲面を削ると、平面の集合の様に(私のところでは、ミラーボール現象といってますが)なる。
・操作が簡単。
・中小零細企業に密着
ハイレンジ
・値段が高い
・ハイスペックなPCを必要とする。
・操作が煩雑で習得に時間がかかる。
・なだらかな曲面加工がきれいに出来る。
・保守料という名の年間使用料で、PCが何台か買えてしまう。
・最新の高速加工機に対応できるが、古い機械向けのパスは苦手。
・最先端大企業しか眼中にない
なところでしょうか。
まだまだ出てくるとは思いますか・・・
「これからのCAMに求めるもの」ですか。
こんなご時世で、設備の更新が望めない中小零細企業のために、古い機械で、最新の機械並の高速加工(刃物が高速で動く必要はなく、高効率で加工時間の短縮が出来るという意味での)が出来るようになるといいですね。
後は、周りに民家が多くなってきて、肩身の狭い思いをしている中小零細企業のために、加工時の騒音が少ない加工パスが出るといいですね。
こういう発想を理解してくれるのは、やっぱりミッドレンジ(というよりローレンジ?)CAMメーカーだったりしますね。
零細企業に勤める1個人の意見ですので、偏ってますが、参考になれば。
お礼
ありがとうございました。丁寧でとてもわかりやすかったです。