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バラエティー番組の出演者の笑いについて
バラエティー主演者の中に必ず発言の途中で笑いが入る人がいます。どんな深刻な話題でも,発言に自信がないのか、苦笑とも蔑笑ともとれる笑いです。あるいは逆に発言している自分は視聴者より上にいるということかもしれません。この笑いの心理はどういうものなのでしょうか。
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「ミルグラム実験」という有名な話があるのですが、被験者がスイッチを押すと別の部屋にいる人に電流が流されるというアメリカ人が大好きな「頭がイカれたやつが出てくる映画」みたいな心理テストです。 実際は別室の人への電流は流れておらず、悲鳴をあげる「お芝居」をしていただけなのですが、どんどん電流の強さが大きくなって別室からすごい悲鳴だけが聞こえてくると、笑い出す人が出てきたそうですよ。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0%E5%AE%9F%E9%A8%93 で、どうやら人間というのは極端に緊張した状態に置かれると笑ってしまう生き物らしいです。 「バラエティー番組なんかでそんなに緊張するのか?」と思うところですが、芸人さんにとってバラエティー番組は戦場です。そこでしくじるとその番組に二度と呼ばれないどころか、他の番組でもお声がかからなくなることもあります。文字通りに芸人として生きるか死ぬかの戦いが行われていて、パンクブーブーのようにM-1で優勝するような飛び抜けた実力を持つ芸人でさえ「ひな壇では面白くない」といわれると呼ばれなくなってしまうくらい過酷な世界です。 特に明石家さんまさんの番組は「若手芸人殺し」として芸人さんたちの間では怖れられています。さんまさんは「こういう答えを返せよ」という意図を持って話を振るのですが、それにきちんと答えられないと収録が終わった後にその若手芸人に真顔で「お前、俺の番組を潰す気か」というそうです。雲の上の神様みたいな人に真顔で「俺の番組を潰すのか」なんていわれたら、そりゃ実績がない若手芸人なんてチビるに決まっています。 よく見ると、さんまさんの番組や「アメトーーク!」に出てくる芸人さんの唇が緊張でプルプル震えてることが時々ありますよ。
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- toratora(@aasjetto)
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ワイプで抜かれる時のために作り笑いをするのが仕事です 番組はディレクターの指示のかんぺんに書かれたことを 忠実にします。すべて演出です。
お礼
>ワイプで抜かれる時のために すみません。この意味が分かりませんでした。
お礼
いわゆる専門家でもバラエティ番組に出演している時の緊張は芸人さんと全く同じなのかと考えると、あの笑いは何かをごまかそうとしているようにも見えます。専門外の話題にも発言を求めらえますから不安や緊張があるのはむしろ当然ですね。