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「自前のネタ」というのは何の意味ですか
例文(ちょっと長いのですみません): そもそも『紅白歌合戦』は、趣味志向や価値観がもはやバラバラな日本であるにもかかわらず、過去の“国民的一体感”があった時代の形式を続けている時点で、かなりの矛盾を抱えている。流動化する社会でさまざまな価値観を持つひとびとが生活するなか、もはや誰もが共有する“常識”や“国民的一体感”がありうるはずがない(その不安の反動で生じるのが排外主義だ)。ただ、それでも同時間帯トップの視聴率を取り、この10年ほどはその数字に大きな変動はない。ならば続けることがベターという判断になる。よって制作側は、毎年難しい舵取りを強いられる。そこで『シン・ゴジラ』やタモリ&マツコを使って果敢に攻めたのが2016年だったとすれば、**自前のネタ**で安全策を採り安室奈美恵と桑田佳祐に託したのが2017年だったと感じられた。
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- eroero4649
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「シンゴジラ」は東映という会社が作った映画作品であり、NHK作品ではありません。マツコさんは歌手でもなんでもない「最近人気のタレント」で、しかも民放の番組に出演して人気になった人です。 NHKはそういった「ヨソで人気になった人」にあやかって視聴率を稼ごうとしたので「自前のネタ(コンテンツ)ではない」といわれたのです。 紅白「歌合戦」だから、歌手を使うことで視聴率を稼ごうとするのは「自前のネタ(コンテンツ)」というわけです。 大晦日は紅白歌合戦が始まる前の時間帯にテレ東系の「年忘れにっぽんの歌」という裏番組があります。これは「昔紅白に出場した人」なんかを中心に懐メロの歌手が沢山出てきます。紅白に出場する人も早めの時間帯に出てくることもあります。 音楽ってすごく無難というか、誰もが楽しめるジャンルじゃないですか。子供でも老人でも若者でも、好きなジャンルに違いはあっても音楽そのものが嫌いという人はあまりいません。だから音楽番組は大晦日のような締めくくる日にはちょうどいいコンテンツだと思います。 私はもう最近は紅白で「あー、よく流れてたこの曲ってこの人たちなのか」と知ったり、今人気の人を(若い人からは一周遅れで)知ることが多くなりました。サカナクションやヒゲダン、藤井風なんかは紅白で知りました。「男と女に分けることがジェンダー論としてどうなんだ」という議論も出てきていますが、そういうのも含めてまだまだ社会に影響を与える番組だと思います。私はいつ氷川きよしさんが紅組でエントリーするのか(白組に真っ赤な衣装で歌ったことがあります)楽しみにしています。
- ts0472
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ネタには持ちネタ・自虐ネタなどがあり 誰かに貰った 引き継いだ 教えられた というものもあります 自前のネタ となると自分で造ったものという事になります 2人の自前ネタとなると違和感があるので NHKが作った番組構成 NHKらしい番組 という事になると思います 選ばれた2人は番組作りに口を出さない 言った通りに動いてくれる有名芸能人なのかも
補足
回答いただいてありがとうございます。 ウィキペディアで調べてみると、桑田佳祐さんにはNHKでラジオ番組で出演したことがあります。 1989年〜1993年 ミュージック・スクエア NHK-FM 安室奈美恵さんも紅白歌合戦でよく登場していた。 そういう事実があって、「自前のネタ」が用いられるではないでしょうか