両方とも、現在のパソコンの状態(何かのアプリケーションが開いていたらそれを開いたままの状態)を保存しておき、電気の消耗を少なくしてくれるモードです。待機状態から復旧する際に、最初から起動するよりも早く起動できるのでちょっと席をはずす際には便利です。
「スタンバイ」ですが、これはメモリにデータが保存されます。それに対して「休止状態」では、データはハードディスクに保存されます。
メモリは電源が供給されていないとデータが消えてしまうので、スタンバイモードにしておくと微弱ですが電気を使います。そのかわりメモリはハードディスクに比べてアクセス速度が速いので復旧する際は大分速く復旧できます。
たいしてハードディスクに保存する「休止状態」は、データをすべてハードディスクにしまうため、電力は一切使いません。電源を切ったときと同じように電気を消耗しないのです。その代わり復旧の際は起動時間が「スタンバイ」にくらべ遅くなってしまいます。常駐ソフトがあまりなければ、Meでしたら普通の起動とそう大差ないもののように思います(経験上)。
「スタンバイ」の復旧時間は10~20秒です。「休止状態」からの復旧は数分かかります。以上のことからご自分でどちらのモードを使うかは決めてみてください。ただ、例のように1~2時間程度でしたら断然スタンバイのほうがよいような気はします。しかし、ノート型で、持ち歩いている最中でしたら、最近のように5時間~10時間程度バッテリーが持たないのでしたら、休止状態のほうがよいときもあります。
ただ、どちらにもいえることは、復旧の際にエラーが起こって復旧されないことが結構あるということです。最後に、これらのモードに入る前は、データの保存をしてからにすることをおすすめしておきたいと思います。
お礼
詳しいご説明をありがとうございました!よくわかりました!! まだ初歩的なことでもいろいろと分からないことが多くて、困っていたのです。 本当に、ありがとうございました♪