usausapon222のプロフィール
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- 登録日2012/08/13
- ソクラテスの弁明:アニュトスらの訴状と弁明について
ギリシア哲学への入門のため、プラトン著『ソクラテスの弁明』(刊:岩波文庫、訳:久保勉)を読んでいます。 ギリシア哲学について学ぶのは、本書がはじめてです。 この裁判におけるアニュトスらの訴状は、 [1].ソクラテスは国家のさだめる神々を信じておらず、新しい神霊(ダイモニヤ)を信じている [2].ソクラテスはその神霊(ダイモニヤ)を青年たちに教える [3].[1]、[2]により、ソクラテスは青年たちを悪の道に引きこんでいる 以上の3つの点より成り立っています。 しかしソクラテスの弁明に答える(いわば名目上の代表者として駆りだされた)メレトスの主張は、 [4].ソクラテスは無神論者である [5].ソクラテスは無神論を青年に教える [6].[4]、[5]により、ソクラテスは青年たちを悪の道に引きこんでいる となり、アニュトスらの正式な訴状とは内容が異なっています。 ソクラテスは弁明によって、「ソクラテスは罪あるものである。彼は(国家の)神々を信じざるが故に、しかも(神霊{ソクラテスの天才的直覚}としての)神々を信ずるが故に、」という自家撞着を引きだし、[4]、[5]を論破することに成功しています。 また、メレトスの教育への無関心を批判して、[3]、[6]を否定しています。 これによって[4]、[5]、[6]が論破されたため、メレトスの主張はしりぞけられます。 また[3]も否定されたため、ソクラテスは青年たちを悪の道に引きこんではいないということになります。 しかし、正式な訴状であるところの[1]、[2]を否定することはできていないのではないでしょうか。 ソクラテスは自身のいうところの神霊(ダイモニヤ)を信じていますし、その神霊(ダイモニヤ)を信じることを人々に教えています。 ソクラテスは国家の神々も信じていますが、裁判ではそれを主張していません。 また、彼のいうところの神霊(ダイモニヤ)は国家の定める神々に依るものであるという弁明もしていません。 以上により、ソクラテスはメレトスを論破することはできていますが、訴状に対しては充分に弁明できていないように思われます。 聴衆はソクラテスの弁明を聴いただけでは、彼のいう神霊(ダイモニヤ)が国家の神に依るものなのか、それとも異なる神に依るものなのかがわかりません。 聴衆がソクラテスの神霊(ダイモニヤ)を異なる神に依るものだと判断したならば、[1]、[2]により訴状においては有罪でしょう。 <1>もし訴状の内容も含めて論破弁明しようとするならば、ソクラテスのいう神霊(ダイモニヤ)は国家の定める神々に依るものであるという証明が必要なのではないでしょうか? <2>それとも神霊(ダイモニヤ)というものはそもそもすべて国家の神々に依るもので、それでも神々よりも神霊(ダイモニヤ)を敬うということは禁じられていたのでしょうか? <3>はたまた、たとえ裁判中の発言であったとしても、原告側より発せられたのであれば、正式な訴状を撤回するような効力を持つのでしょうか? もとより乏しい読解力、あるいははなはだ視野狭窄。 どれも拙論であり、まるで決定的ではありません。 賢明なる諸氏のご意見をたまわりたく存じます。
- エホバの証人に入信する事について
詳しい事は知らず、決めたわけではありませんが、エホバの証人に入信する事について、賛成か反対か、理由も、ご意見ください 生きる意味がわからない、寂しく悲観しがち、自分もよくわからない、会社に行ってもコンプレックスだらけで早く退社したい一人になりたいと、スキルやを身につける以前に心が負けてしまっていて何かを達成する事が難しい 弱い自分を克服のため、入信してみようかと。 それに世界で一番好きなMichael Jackson(故人)が入信されてたとの事なのでエホバの証人に興味を持ちました。 とにかく、自分は障害者のため、コンプレックスが強く、人と比較をしてしまうので、一人になりたい、人から遠ざかりたい心理が強く働く自分をなんとかしたいのです
- 締切済み
- 哲学・倫理・宗教学
- komatunano
- 回答数29
- 宗教的な児童虐待?のようなものを見たのですが…
先週末、我が家に聖書の勧誘が来ました。 どんな宗教なのかはよくわからないのですが、 いつもこの季節になると上品そうなおばさんが二人組で日傘をさして勧誘に来ます。 しかし、先週末は違いました。 家のインターホンがなったので出てみると、小学生くらいの男子児童とその保護者とみられる男性の二人組が立っていました。 用件を聞くと、男性ではなく少年の方が、台本を懐から出し、それをぎこちなく読み上げるように聖書の勧誘を始めたのです。 子供をダシに使うような行為は大変遺憾に思われました。 休日の炎天下に、帽子もつけさせずに近所中を勧誘に歩き回らせていたんですよ! その子は狭い町内をぐるぐる歩かされたせいか、額は汗でびっしょりでした… (何時間か経った後、町内の別の場所でその親子を偶然目撃したので、数時間歩き回らされていたことは明らかです) 「子供のいう事なら勧誘相手は黙って聞くだろww」なんて、下心がミエミエ。 そんな大人の事情に駆り出された子供の身が心配です。 この宗派の人たちは、歩いて近所の家々を回って勧誘活動を行っているようです。 小さい住宅街なので、当然その子の知り合いの家にも勧誘に行くでしょう。 こんなことをさせられていたら、学校で噂が立っていじめの対象にならないかという面でも心配でなりません。 その家庭の問題として放っておくべきか、どこかへ通報したほうがよいのか迷っています。 ご助言をお願いいたします。 ※ちなみに、その子の苗字は珍しいものなので、 住所と通っている学校は判明しています。
- 締切済み
- 教育問題
- noname#184882
- 回答数11