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ACアダプターの有無で音が変わる
以下の構成で DAC Babyface(初代)5Vは別電源を使用ししている PC Dynabook T350 WINDOWS7 Home 64Bit AMP Yudios YD-30BH SP JBJ4429 PCのACアダプターを使用しないでバッテリー駆動すると 気のせいとは思えない程度に音(音量もわずかに)が変わるのですが、これは何故でしょうか。 ACアダプターは純正品です。
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AC Adapter はその名の通り AC (Alternating Current:交流) を DC (Direct Current:直流) に変えるものでして、どんなに頑張って変換しようとも必ず脈流 (Pulsating Current) が発生しますし、変換回路から大量の Noise が発生します。 昔の大型 Adapter ですと 50Hz や 60Hz の交流を変換するので 50Hz や 60Hz を元にした脈流が発生したものですが、最近の小型 Adapter は変換効率を高めるために 400kHz 等の高周波に変換してから直流に変換するので脈流も高周波を元にしたものになっています。 この高周波 Noise というものは総量こそ昔の Adapter よりも小さいとは言え、1/2、1/4……といった低い共鳴周波数でも Noise を誘引する事から、出力される DC 電源に乗ってくる脈流 Noise も複雑なものになってしまいます。 AC Adapter から電源を供給される製品の電源 Buffer Condenser 容量が小さいと、この脈流が引き起こす電源の乱れがそのまま Amplifier の動作 (電源) にも影響を及ぼし、電源を変えると音も変わるというわけですね。……特に重低音のように長い時間に渡って大きな出力を維持し続けなければならないような音源では出力の乱れが高周波歪となって現れたり、電源 Power 不足で音が痩せてしまったりもします。(中高音側は音色の違いとして現れるので、悪い音になったと一概には言えないことからあまり気付かないものなのですが……) Battery 駆動は完全な DC 電源ですので原理的に脈流による音の乱れは生じないのですが、普段から AC 電源特有の Pulsive な電源の乱れに起因する暴れ気味の音に耳が慣れている人にとっては滑らかだけど大人しい音、なんか音量が小さくなったような、みたいな音に聞こえたりもします。 一般に 3V ぐらいから 18V ぐらいまでの電源で駆動できる IC Chip で構成された Amplifier ですと IC Chip に供給する電圧が高い方が良い音がする事が多いようで、Digital 演算部は 3V から 6V で駆動させていても Analog Amplifier 段にはわざわざ昇圧回路 Chip を介して 12V を供給しているものもあります。 完全 Battery 駆動式 Amplifier は 78rpm の SP Phono Disc を真空管 Amplifier で再生させていた時代にはあったのですが、LP Phono Disc を Transistor Amplifier で再生する時代になると電源 Transformer で 50/60Hz AC 電源を DC 電源に変換して用いるものが主流となったものの、TECHNICS は敢えて Battery 駆動の Pre' Amplifier を出していましたね。……試作品は予想価格 100 万円とかになっていてびっくりしたものですが、Series 最終機になると 6 万円ぐらいになっていましたね。 現在では USB 電源の DC5V で動作する IC Amplifier が多くある事から乾電池 4 本を直列に繋いだ自作 Battery 電源で動作させてみたりする事もできますね。 私も DC12V 駆動の Amplifier を AC 充電器に繋いだ Bike 用 Battery で駆動させていた事がありますが、目の覚めるほど音が鮮明になったというわけでもないので、止めました(笑)。 でも、AC Adapter を変えると音が変わるのは確かですので、電源周りに金をかける Mania の気持ちも解ります……私も昔は気を遣っていたし(^^;)。 素敵な Audio Life を(^_^)/
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- FattyBear
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微妙な電源のノイズ等の差もあるのでしょうが、内臓バッテリーのみでの電源とACアダプター使用時の電源の状態が異なってしまうことに起因するのではありませんか?上記の「電源」とは、厳密に言えばPCの音声系の回路の電源のことです。普通なら「電源」はACアダプタを使おうが使うまいが電圧一定、リップル皆無、内部抵抗変化無しで設計すべきですがいずれか、あるいはいくつかの項目で差異が生まれて音質に影響したのではないでしょうか?推測ですがACアダプタ使用時は電圧高め(音量大き目)、リップルがノイズとして聞こえる、内部抵抗が小さくなり低音域のノビが良いなどが思い付きます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 たしかに、ACアダプター使用時の電源は、バッテリーではないのでノイズの問題だけでなく、定電圧回路?の負荷も変わってきそうですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 MACではまた微妙に音が変わるし、難しいものですね。 でもこの問題は、ボトルネックではなく、気軽に試してみるつもりです。