印刷屋さんが対応しているソフトでないと意味がないですので、Illustrator以外となると難しいというか、印刷屋さんとよく相談してみたほうがいいです。
また、写真画像の扱いも必須なので、フォトレタッチ用のPhotoShopも必要になるでしょう。
それから印刷に関する知識も必要なので、勉強が必要です。手元のインクジェットプリンタでうまく出力できても、印刷原稿(データ)としては使えないものを作ってしまっては無駄になってしまいますから。
ワープロで作るのはお勧めできませんね。文字を一つ修正しただけで隣の画像がどこかへすっ飛んで行くことも多くて作業性悪いし、ブリードとか裁ち落としという概念がないので、ページの外にはみ出すオブジェクトを出力できないし。
Adobe以外となるとマクロメディアのFreeHANDとかCorelのCorelDRAWが商業印刷(YMCKプロセスカラースペース)に対応しています。CorelDRAWの方は、グラフィックスィート版を購入するとDRAWとフォトレタッチ用のPhotoPAINTがパッケージされていますので、フォトレタッチを別途購入する必要はありません。価格はIllustrator一本分くらいかな。
さらにバージョン3つ遅れの格安パッケージのCorelDRAWのEssentials版なら1.7万くらいで購入できます(PhotoPAINTも付いてます)。バージョン遅れと言っても機能的には不足はありません。ただマニュアルが貧弱なのでユーザーメーリングリストに参加した方がいいです。
CorelDRAWにしてもFreeHANDにしてもIllustrator形式でエクスポートできますから、そういう機能を利用するというのもあります。ただ、印刷屋のIllustratorで開いたときに、製作者が意図したとおりに再現できるかは実験してみる必要があります。Illustrator側のバージョンの問題もありますし。
またはアクロバットなどでPDFに出力して印刷屋に渡すという手もあります。