ハードウェア(物理的な)面で言うと、
(1) タブレットはタッチパネル操作が基本で、中にはマウスが接続できるものもあります。タッチパネルは指で操作するのが普通ですが、専用のペンで絵を描くのに適したタイプもあります。
ノートPCはタッチパッド、トラックポインタ、マウスなどでポインタを移動して操作しますね(稀にタッチパネルを搭載しているノートPCもあります)。
(2) タブレットには一般的にキーボードが付属していませんので、必要なら別売りのものを購入することになります。その点ではノートPCに比べて選択肢が広がりますが、タブレット用のものは携帯性を重視していて、操作性に制限があるものが多い傾向にあります。
(3) タブレットは内蔵されている半導体素子を記憶装置としているので、ハードディスクドライブに比べて容量あたりの単価が高く、一般的にノートPCに比べて搭載容量が少ない傾向にあります。USBメモリなどの外部記憶装置を併用する方法もありますが、常時の利用は煩わしいと思われます。
(4) タブレットはUSBなどで有線の周辺機器を接続するのがノートPCほど一般的ではないので、Bluetoothなどの無線での接続がメインとなります。したがって、ノートPC用の周辺機器をお持ちの場合は、タブレットに対応したモデルに買い換える必要が出るかもしれません。例えばプリンターはタブレットに有線で接続して印刷できる機種は稀です。
(5) タブレットは縦横に方向を変えて使うことが考慮されているので、ノートPCより縦長の表示には有利です。
(6) タブレットはWi-Fiでのネット利用が一般的なので、自宅でお使いの場合はWi-Fiルーター等の接続機器が必要です。既にノートPCをWi-Fiでお使いの場合はタブレットでも利用できます。なお、ノートPCを有線専用のルーターに接続している場合は、ルーターに無線アダプタを追加すればWi-Fiが利用できるのが普通です。
(7) タブレットはノートPC以上にボディがスリムなので内蔵されているスピーカーで聴ける音質に難があります。音楽を楽しむなら別途外部スピーカーを用意するなどの対策をお勧めします。
ソフトウェア(OSやアプリの)面では、
(1) タブレットは主に、Windows、Android、iOSといったOSが搭載されており、それぞれで利用できるアプリには違いがあります。ノートPCには主にWindowsが搭載されていますが、同じアプリが使えるとは限りません。一般的には有償アプリは購入し直しになります。
(2) タブレットはノートPCに比べてメインメモリー容量が少ないものが多いので、重量級のアプリを使うのには向いていません。しかし、文書作成や写真などのデータ整理なら余程の膨大な量でなければ問題ありません。
お礼
詳細の説明に感謝です。