中国人の反日感情は年毎に日増しに増幅しています。今回の騒ぎは他の中国国内での運動競技の際の混乱と同様の水準です。たまたま相手が日本だったから大きく報道された程度といったところです。興奮冷めやらないこの時期は以前に増して警戒することは必要ですね。また東北部と東部(便宜上北京・天津上海・広州・香港方面などと一応)などの都市部に限らず全国的な傾向です。色々な理由が有るので、簡単に言うと昔から安全な国ではありません。観光・仕事共にです。東南アジア・欧米に行く際でもそれなりの心の準備はして行くと思いますが、それとは別の意味でもっと注意しなければならないことが有ります。
経済改革路線当初の1980年代前半はまだ日本欧米などの自由主義圏とは違い恐怖政治丸出しの共産国の色濃かった時です。江沢民による政策のひとつでいわゆる反日教育を以前にも増して増幅させました。当時の中国人民の情報源は中央政府からの一方通行です。鵜呑みにせざるを得ない状況下です。この頃はまだ暴力事件は多発していません。その後どんどん情報化が進みました。携帯・ネット・メイルにより誤った情報の氾濫状態になり流言飛語が一人歩きしだしました。昔から中国人民は政府や広報の言うことなどは始めっから信用していません(数千年も騙され続けた経緯はご存知だと思います)。もう以前のような政府の強権発動も効果なく人民達が一人歩きをしている状態です。
善意は遅く、悪事は素早く全国に広がります。現在の彼等の日本・日本人への概念は殆ど敵国に対する感情そのもです。親日または常識の備わった中国人といえども反日になってしまう情勢です。ひとたび何かあれば即刻、事が大きくなる状況になっています。
中国人の歴史は他人・骨肉に関係なく騙し合い・罵り合いの歴史です。金の為なら親でも子でも売り飛ばしてしまう精神が根底に有ります。平常時はそれが表面に出ていないだけです。悪意を持って外国人・日本人を騙そうと企んでいる輩も大勢居ることを忘れてはいけないと思います。特に日本人・日本企業は格好のカモネギです。中国社会全体が日本人から騙して金儲けするのは罪悪ではないという状況まで来てしまいました。
以上の背景などで、特に都市部に行く場合は細心の注意をしてください。歴史・政治の話はしない、言い合い・喧嘩の近くには寄らない(全国日常茶飯事どこでもやっています)、日本語を操る中国人は警戒する、向こうから話し掛けてくる輩は警戒する、買い物・ビジネスでも金は先に渡さない(逃げる輩が無数に居る)、詐欺商法に注意する(詐欺商売は中国では罪悪ではありません)、乗り物・街頭でスリ・カッパライ・鞄の切り裂きに細心の注意を払う(スリなどの密度は世界一ですね)、飲食物に注意する(偽物・毒物入り・大量の農薬残存・腐敗物でまいねん大勢が死亡)、肝炎などの無数の流行病が年中どこかで発生しているので食事の際は共有の食器を念入りに拭く(現地人ですら全員がこれをやる程です)、中国で売っているブランド物は全て偽物といって間違いなし。
本音のところを客観的に書き過ぎましたが、以上を念頭に置かれて数日間を過ごすのであれば、被害に巡り合う確立は少しでも減ると思います。共産国家であることもお忘れなく。日本の常識は通じません。善良な多くの中国人も居ることも忘れられませんね。(^^♪。
お礼
ご回答ありがとうございます。 正直、そんなにひどいのかと驚きました。 全くそのようなことに無知だった自分が恥ずかしいです。 表面上安全でもいつ何が起こるかわからないですね。 知人にはご回答頂いたことを伝えて、くれぐれも注意するように言います。 本当にありがとうございました。