少し勘違いをされているように思います。
パソコンで音がなるには、簡単にいうと、大きく分けて三つの過程があります。
パソコン(デジタルな電気信号)
->サウンドチップ(デジタルな電気信号をアナログな電気信号に変換)
->スピーカ、ヘッドフォン(アナログ変換された電気信号を、音に変換)
というわけです。#1の方がおっしゃっているように、あなたのパソコンにはサウンドチップがすでに内蔵されていて、普通に音が出ていればそれが機能しているということです。なので、ヘッドフォンで聞こえるのであれば、ヘッドフォン端子にスピーカーをつなげば音がでるわけです。
サウンドカードは、サウンドチップを後付けするものです。あなたのパソコンにはすでにサウンドチップが内蔵されていますので、必要ありません。
ところが、実際に、ノートパソコンのヘッドフォン端子に、市販のスピーカをつないでも、音が小さすぎてほとんど聞こえない場合が多いです。これは、ノートパソコンのヘッドフォン端子から出てくるアナログ信号は、ヘッドフォン用ですので非常に小さいものです。スピーカーにつないでも、ヘッドフォンのように耳を近づけて聞かないと聞こえないほど小さくなってしまいます。
もちろん、パソコン業界は常に消費者のニーズを探っていますから、ノートパソコン用のスピーカーというのもちゃんと考えられています。USB-AUDIOという規格です。
USB-AUDIOでは、スピーカーの先にUSB端子がついています。これだと、
パソコン(デジタルな電気信号)
->USBケーブルを伝わって、デジタル信号がスピーカーへ
->スピーカー内部でデジタルな電気信号->アナログな電気信号->人間の耳に聞こえる音の変換を一気にやってしまう
という経路をたどります。
・・・わかりました?ま、わからなくても、とりあえず結論としては、
ノートパソコンにスピーカをつけて快適に聞くには、USB-AUDIO対応の特殊なスピーカをつける必要がある
ということです。
USB-AUDIO対応のスピーカーも、ピンからキリまであります。そんなに音質にこだわらないのでしたら、パソコン専門店などで二、三千円で買えます。オーディオ専門店に行ってもありますが、音質にこだわった製品が多いですから万以上のものが多いと思います。
参考URLに、安めのUSB AUDIO対応スピーカを挙げておきます。
あとよくやられているのは、CD-Rを焼いて、CDプレーヤーで聞くという手です。そちらだと、別にこんな特殊なスピーカーを使わなくても、ちゃんと音が出ます。
お礼
返信ありがとうございました。 自分は映画・音楽が好きで音質にはこだわるほうです。ちなみに価格コムで2万円ほどのPCスピーカーを検討中なのです。