表面的には嗜好から味覚から性格から全て正反対の夫婦です。
でも出会ってから一度も喧嘩もなく、する必要もない。
こんなにストレスなく他人と暮らせるものかと正直驚きでした。
話さなくても気まずくならないことは大事ですし、
四六時中相手の空気を読まなくてもいいことも必要です。
そういう意味でお互いにやりたいようにできて、気を遣えば感謝し合い、
遣わなくても相手が腹を立てないという関係はとても快適です。
こんな夫婦になりたいという確認はしていません。
そもそも交際時から何ひとつルールや約束を取り決めていないのです。
喧嘩をしないために言うべきことを言わないような関係でもありません。
夫と話すと何を言っても前を向くような方向に話が落ち着きます。
喧嘩の多くは否定感情から生まれますし、誰でも時には否定的な気持ちになることがあると思います。
そこをお互いがうまく場をコントロールして、否定的な感情を早い段階でなくし、常に良い状態が保たれている気がします。
私自身も感情的に任せて相手を否定するだけの喧嘩に生産性が見出せません。
結局、表面的な相性の良し悪しなんて割とどうでも良くて、
仲の良い夫婦というのはそもそも他人と仲良くできる人同士の結婚なんだろうと思います。
そして無駄に摩擦を起こすような相手、感情の起伏が激しかったり、
自身の不安や疑惑を自分でコントロールできない人はまず一生のパートナーには選ばないでしょう。
根っこで繋がれるかは確かに個々の性質の相性というのはある気がします。
結婚前から自分の根と相手の根をしっかり見て選べば、
うまくくっつかなかったとか根腐れしたとかのリスクも多少は回避できるんじゃないでしょうか。
樹木はまずいい根を選ぶといいと聞きます。
過保護に世話せず、良い環境でタイミングを見ながら伸び伸びと育てるのが良いのではないでしょうか。
育った後の剪定も大事ですよ。
夫婦の根を自分たちが育てる人の立場で丁寧に育てると思ったら、
独身時代に見るべき所、試すところは何となくわかるのではないでしょうか?
親をよく知る、育った環境を知る、普段こそよく見るというのも、
「自分と合うかどうか」を判断する上では案外無視できませんよね。
こんな夫婦になりたいと言って確認してなれるのでしたら、
皆これほど結婚後に悩むこともないと思います。
努力をするにも限界があります。
その資質と可能性を見越せる目は自分で養うしかありません。
それが無理なら見る目のある人にお任せする方がいいかもしれませんしね。
選んだ後は自然になるようにしかならない気がしますよ。
お礼
inuusagi_8さん、ありがとうございます。 >その資質と可能性を見越せる目は自分で養うしかありません。 んー、そうですよね、がんばって磨きます・・・ でも人生の中でinuusagi_8さんのようにマッチする相手を見つけられるっていうのはすごいことだなって思いました。 相手にも自分にも求めすぎないことは大切ですね。 ありがとうございました!