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ドラムの良い悪いについて
最近ドラムを始めたのですが、単純な疑問でドラムの音にいい悪いはあるのでしょうか。ドラムキットでもものすごく高いものや60年代のビンテージドラムなどがありますが、YouTubeで聞いても何が違うのか分かりません。 安くても高くてもたいした違いがないような気がするのですが、どんなもんでしょうか。確かにギターなどメロディーを刻む楽器は音の伸びとかハリなどが違うとは思いますが、ドラムのような叩くだけの楽器に音の違いはあるのか知りたいです。 よろしくお願いします。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 既にご回答のpoporoad様に、1票~☆ 叩くだけの楽器だからこそ、素材や細かな調整で、音の違いが決ってしまうのです。 ただ、「良い音とは?」という観点が、単なる優劣とかでは無く、非常に高度な感性領域での話に入り込みますので、知識だけでは無く経験値が重要に成ったりします。 非常に高価で良いドラムだったとしても、演奏者のスタイルや演奏ジャンルや、そもそも好みのサウンドとの方向性が違えば、「とても良いドラムだけど、自分には無用」という判断も有りますし、今まで使って来たドラムとは、音の方向性が違うけれど、これを使いこなしてみたい。とか、いろいろな判断も出てくるでしょう。 御質問者様は、まだドラムを始めた状況のようですから、楽器自体の違いとか、とても微妙な部分よりも、演奏テクニックに注目しながら楽しんで行く方が良いと思います。 そのうちに、スネアやバスドラ、タムやシンバル等、有名演奏者の音味に、より似せる為にはドウすべきか、演奏テクニックとチューニング(調整)だけでの限界を知れば、それぞれ高価なドラムを使いこなすミュージシャンの感覚(感性)が理解出来るように成るはずです。 このためにも、楽器入門者でも、粗悪品に近い激安楽器は避けた方が良い。と言われます、演奏方法で工夫しても、楽器自体の調整をしても、ダメな音しか出ない楽器は、所詮いじって壊す、子供のオモチャでしか無いのです。 打楽器系は温度や湿度でも微妙に音色感が変化しますが、その変化に気がつくかどうか、そこまでコダワルかどうか?という世界でもあります。 それも、かなりの経験を積んだ個人の世界観でもありますから、今は「楽器の価格」だけを気にし過ぎないで、ドラム演奏をドンドン楽しんで下さい(^o^)
- sp550uz
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叩くだけの楽器でも、音や価格の違いとしては、胴部分(皮ではなく、皮を張る部分)の材質の違いもあります。ビンテージ物は「音」よりも「現存している古さ」が、価値とされる部分もあります。現に、バイオリンでは、億のビンテージ物よりも現代の物の方がイイ音で演奏しやすかった、という実験報告もあります。 私も元ドラマーです。今は違いますが。時代の進化で、安くてもイイ音が出せるようになりました。ドラムでは、交換を原則とする皮(ドラムヘッド)やスティックの価格もピンキリです。音の伸びや耐性(破れるまでの期間や強度や張りの限界点)が違ってきます。それも、価格の差となっています。 動画サイトで観る(聴く)ドラムの差が無いように思うのは、それがちゃんと、それらの楽器がメンテナンスされているからでしょう。大事にしていて、演奏する側の腕も良い。実際に叩き比べてみると、ドラム毎で、スティックの返りやロールのツブの反応が違うことに驚くでしょう。お近くのレンタルスタジオや楽器店を検索して、30分ほど叩いてみるとわかりますよ。自分好みのブランド(大きくは、ヤマハかTAMAかパールか)も把握出来ますし、帰り際にドラムセットの価格も聞いてみて下さい。 実際、ドラムにも(スネアやタムに)それぞれ音程があります。地方のお祭りのステージなどで、チューニングが疎かなドラムに出会うと(聞く人が聞くと)、「ん??」ってなります。その音程が合いやすいか(狂いやすいか)どうかも、価格に比例すると思います。聞く側はドラムの価格は分かりません。でも、音が合ってるかどうか(聴いていて、心地良いかどうか)は分かります。安いカメラでもイイ写真を撮る人が居るように、中には、安いドラムでもスゴクイイ音を出す人もいるでしょうね。
- poporoad
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私の意見ですが答えを述べてしまうと、単純にドラムの音に値段的な良い悪いはあると思います。 ですが、使い所によって良い悪いが変わってくる楽器でもあります。 この2つの側面があるので、そこがわかってくると理解が深まるかと思います。 なので、初めのうちは単純に良い悪いとかよく分からないかもしれません。 例えば、同じメーカーのエントリーモデルとフラッグシップモデルのシンバルを聞き比べた時、明らかに後者の方がリッチなサウンドがするはずです。 ただ、それがリッチな音かどうか判断できるほど経験や知識がないとリッチ(良い)と言えません。 あとは、単に好みの問題と、楽曲に合わせる時の問題があります。 チープな音が合う楽曲には安いドラムの方が「良い」時が多いですし、ジャズ調な楽曲に高級メタル用ドラムは「悪い」音になります。その楽曲に合ったドラムの音を知るというのも必要な経験です。 そういうのが積み重なってくると、好き嫌いが分かれてきて自分の中にも漠然とした良い悪いの判断基準が一聴して出てくるかと思います。 初心者の人は知らなくて当然だと思いますが(私もそうでした)、ドラムは叩くだけの楽器ではなく、他の楽器と同じように正確にはピッチを有する楽器です。プロの現場ではドラムテックなる人が楽曲のキーに合わせてチューニングを行ったり、セットを交換したりします。そこで使われるドラムのパーツは全てが高いものではなく、中には安物の飛び道具的なものもあります。そうして選ばれたドラムセットでできた楽曲を聴くと良い仕上がりになっています。適材適所なチョイスと調整によって安物でも化けます。逆に高いものでも未調整なものはしっくりはまらず、悪い音を出します。 金額的な傾向として、 安いものは 音が詰まって聞こえる 伸びが悪い 調整の幅が狭い 暴れる 高いものは 音が伸びやか 倍音が豊か 調整の幅が広く柔軟 オールマイティー と、感じることが多いです。 最終的にはどちらが好きか嫌いかという問題の方が大きいかもしれません。 参考までに。