結論から言いますと、多重録音用のプレーヤー(デッキ)を使用する必要があります。
カセットテープは、モノラルで往きと帰りの2つのトラックが、ステレオでは往きに右と左の2つ、帰りにも右と左の2つの合計4つのトラックがあります。
普通のカセットプレーヤー(デッキ)では、帰りの逆方向のトラックは録音も再生も使用できません。
カセットを裏返して使用するわけです。
専用のマルチトラックレコーダーですと、逆向き用のトラックも使用して4つの音を録音/再生できる仕掛になっています。
そのかわり、テープを裏返して使用できないわけですけど。
マルチトラックレコーダーが無い場合には、2台のプレーヤーを用意して、1のプレーヤーの右と左の2つのトラックの出力を合成して、2のプレーヤーの左右それぞれへ入力するという手間が必要です。
そのかわり、できあがったテープは普通のプレーヤーで再生できます。
いずれの作業でも、プレーヤーの他にミクサーと接続コードが必要です。
マルチトラックレコーダーにはミクサー機能が付いている物が多いので、接続コードだけで済む場合もあります。
また、それらの機材を使う知識も必要です。
プロは、ミキサーとマルチトラックレコーダーで音を編集して、普通のカセットプレーヤーで再生できるようにしたテープを作成します。
お礼
回答ありがとうございました。 トラック操作はPCでは難しいみたいですね。このためだけにマルチトラックレコーダーを購入するのも大変ですし、しばらく現状のまま使用することとします。