その節はどうも。
スピーカーの足回りに関しては、一応ハード系の素材で、床側の接触面積を減らして設置するというのが多数説になりつつあるようです。リジッドに固めることで不要な共振を防ぎつつ、接触面積を減らすことで素材の固有音を付きにくくさせるという点が強調されますが、一方で響きの良い素材を用いて自分好みの音に調整するという方向にも使えます。
その一方で、ソフト系の素材で振動を吸収し、ビルの免震構造のように床からの振動を防ぎつつ、スピーカー自身が震動源とならないようにして、振動による音への影響を消すという方法も、未だに広く支持されています。
一概にどちらが良いとはいえませんが、おおむね、ハード系は自分好みに調整できる反面その扱いがシビアで、下手な素材を使うと耳につく音になったり特定の音だけが強調されてバランスが崩れます。ソフト系の素材は響きまで吸収されて味気なくなることが多い反面、固有の音が出にくく、その点では扱いやすいといえます。
ご質問のアルミラックやタオルが具体的にどのようなものか分かりませんが、おそらくアルミラック特有の共振音が減って聞きやすくなる代わりに、良い響きまでが吸い取られてつまらない音になる可能性もあります。
まあ、要するにカットアンドトライによる調整が必要ということですね。これが絶対に良いという基準はありません。コインやパチンコ玉、木のブロック、コルク、スポンジ、エアークッション(梱包用のプチプチ)、その他いろいろなもので挑戦してみてください。
お礼
Lisa-macさん、何度も回答して頂いて本当に有難うございます。 ソフト系の土台と、ハード系のメリット・デメリットがよくわかりました。