動画編集とおっしゃっている中身にもよりますが、テレビとPCを別々に購入するより安い場合があります。ただし、PCとテレビでは画面が違います。PCは一般的に、せいぜい数十センチ先で文字や細かなグラフィックなどを見るために使われてきたものです。テレビは少なくとも2mほど先の画面に動画を映して使います。私だけかもしれませんがテレビの方が楽に見ることができると思うことがあります。確かに3m先の45インチの画面は1m先の15インチの画面と同じ視角ですが、PCの画面でテレビをボーッとしてみるには画質が鮮鋭すぎて目が疲れると感じることがあります。
それはたぶんこういう理由からだと思います。私たちの目は一番リラックスしているときは無限遠の焦点距離となっていると思います。しかし目前数十センチの視角の大きな画面を見るときは目と脳に緊張を強いられると思うのです。また部屋の中のほかのものを見るとき常に焦点距離の変更を強いられます。テレビが2,3m先にあるときはそう激しいストレスはありませんが、数十センチ先の画面で見るとなるとやはり疲れます。もちろん私が年寄りであるせいかもしれませんが。
と言いながら、実は私のところでは一昔前のスペックのPCで録画からDVDへの焼き込みまでやってます。VHSのビデオデッキはあるにはあるのですが、使わなくなりましたね。便利なのは外から電話でPCの電源を入れ、録画録音できることです。ただし、スカパーのチャンネルをリモートコントロールで変えるのはハードの扱いになれていないと大変かとおもいます。
スカパーはスターデジオや音楽番組をDVDに焼いて車の中などで利用していますが、画質や音質には満足しています。ただし、ソフトウェアにはお金がかかりました。ハードに付属のものでは満足な編集ができなかったからです。今考えてみるとソフトを使うお金を使わずにおいて、HDD付きのDVDレコーダーを買った方がよかったかな、と思わないでもありません。
それとPCで撮った番組をDVDに焼き込むまでのプロセスはどんなに性能のいいPCを使っても重く感じると思います。
録画→再エンコード→オーサリング→DVD焼き込み
というプロセスをたどっていますが、2時間番組を焼き終わるまでに数時間以上はかかっています。再エンコードは必要ない場合もありますが、音と画像のずれがあったり、DVDに入りきれない容量の時は圧縮をかけなければいけませんのでたいていは必要です。寝てる間にやってますがこれが結構重いと感じます。VHSテープだとリアルタイムで録画は終わりですが。
もちろんDVDまで焼く必要がなくハードディスクに録画した状態で保存し視聴し、見終わればファイルを消す、というのであれば手間はVHSデッキと同じです。PCに対する基本的なスキルも要求されます。私は遠隔操作のためにポートをあけているせいか、いろんなものがそこから入ってきます。朝起きたらPCがハングアップしていたということもあります。それ以来、時間のかかる作業を夜するときは、LANのケーブルをはずすようになりましたが、それでもリカバリーは1ヶ月に一回、クリーンインストールは2ヶ月に一回程度の頻度で行っています。
あくまでも私の場合ですが、テレビはテレビで用意して、アップスキャンコンバータなどを用いて必要に応じてPCの画面をテレビに流して使い、またTVを見ながらネットを検索したり、懸賞応募の画面をスチル画像で保存したりPCはPCでTVとは別の用途があり、独立して使えばより便利です。
もちろん選択の一番の基準になるのはそれぞれのライフスタイルかと思いますが。
お礼
なるほど!です。 もう少し検討してみますが、テレビはテレビで用意して、後は自分にあったPCを探していこうかと思います。 当分は、家の共用PCでがまんします。 とても参考になりました。 ありがとうございました!!