こんばんは。
映像系の故障のようですね。アンテナから受信した信号を最初に増幅する高周波増幅回路から、さらに、チャンネル選局するチューナー回路、そして、さらに信号を増幅する中間周波増幅回路というものがあります。現在のテレビはほとんどIC化されているのですが、ICの経年劣化が考えられます。
同様にマスプロの受信ブースターの故障の可能性もあります。
受信ブースターが壊れた場合は、信号が減衰して、画面がとても粗くなったり、ほとんどスノーノイズの画面になると考えられます。
原因は推定でしか有りませんが、今度同じ症状が発生した場合、別のテレビがあれば、ブースターの出力にその別のテレビを接続すれば、どっちが悪いのかの切り分けが簡単にできます。テレビを変えてきれいに映れば、前のテレビの故障です。
正常なテレビに付け替えても、映りが悪ければブースターの故障です。
ブースターの中身も90~300MHz付近までの広帯域増幅の汎用IC1個と電源の3端子レギュレーター程度な簡単な作りです。
正確には、受信レベル計かスペクトラムアナライザーでブースターの入力と出力のレベルを測定すればすぐに分かります。ブースターは大体20dBμV程度の利得の物が大半です。
テレビへの入力は75~85dBμVの信号レベルがあれば良いので、症状が出ているときにレベル計があればすぐに分かります。
ご自身で手に負えないときには、メーカーのサービスセンターに修理依頼しましょう。早ければ翌日対応してくれます。