レバーブレーキの多くを知っているわけではありませんが、
ファイト中にラインを瞬間的に放出し綱引き状態を解除する事により走りが止まったり緩まったり頭の向きを変えたりする魚が居るのは事実だと思います。
取り込みやすい場所では魚が釣れない場合もあり、掛けることを優先しあえて取り込みの難しい場所で釣りをする人も多くいるはずです。
掛けてからいきなりフリーにし取りこみやすいポジションに移動する行動は最初に言ったフリー状態で魚が止まる事を前提にしているのでしょう。
そう言う使い方をするのは間違った方法ではないと思いますが、帰巣本能で根に突っ込む魚に対してはどれほど有効かは疑問の残る方法です、少なくても最初から主導権は魚に移ってしまいます。
掛けてからフリーにし移動するという方法は根に潜られる可能性のあるひとつの賭けであり、ある意味最終手段だとも言えます。
チヌやスズキなら魚をいなす方向でラインを出し入れする方法を取りますが、
より引きが強く根に潜る習性があるグレ相手では竿を曲げ反発力で勝負しのされた竿などを適正な角度に瞬時に戻すと言うのが一般的なレバーの使い方でしょう。
そう言う部分においてはドラグ式よりもレバー式のリールのアドバンテージは大きいです。
70のおじいちゃんが毎回やっているのは前それで成功したからか、TVか誰かにフリーの釣法を刷り込まれてるのでしょう。
「フリーにすれば魚が止まる=それがレバーの使い方」と言うのは特性の一部分のみに注目した馬鹿の一つ覚えとも言えなくも無い気がします。
竿を曲げたガチンコ勝負をしないグレ釣りになんの意味があるのか・・・逆に脳筋だと言い返されそうですが。
基本は糸を出さず、必要な時必要な分だけ出すコレが正しい使い方なんじゃないかと思います。
補足
おじいちゃんは、多分普通に使っていると思います。 以前一緒に釣った時も普通に使っていました。 それを見ていた「知ったかぶり」が私に・・・「使い方を知らない奴だから・・・切られるんだ」と言ってきたのです。